溜まりに溜まっている患者さんが書いて下さったアンケートを今日もご紹介。
今日ご紹介する患者さんは20代男性。
2017年に院長の外来を受診された患者さんです。
掲載するのが遅くなってスミマセン
この患者さんは今も年に1回のオシリ健診に来られています。
関東地方からわざわざ来られた患者さんで、結局、うちの診療所で手術を受けられたのでよく覚えています。
確か入院手術の感想も書いて下さったので既に私のブログで掲載したかもしれません。
この患者さんだけでなく院長の患者さんで、院長の診察を心待ちにされている人もたくさんおられるでしょう。
2019年9月に脳出血で倒れ右半身麻痺になってから診療をお休みしていました。
事情を知らない方はコチラの記事を読んで下さい。
約半年間の入院で、歩行はできるようになったのですが右手が使えません。
右手が使えないということは肛門科医にとっては致命的。
肛門科の診療は難しい
でも何か患者さんの役に立ちたい。
そこで肛門の診察は私がやって、そのあとの説明やお話を院長にしてもらってはどうかということで、最近は栄養療法の患者さんを肛門の診察後、院長のほうに回ってもらっています。
栄養療法以外でも、もしも院長とお話がしたいと言われる患者さんがおられたらお電話で予約をお取り下さいね
現在、院長の患者さんも私が担当しているので、私だと満足されていない患者さんも多いと思います
もしも院長と少しだけでも話がしたい、会いたいという患者さんがおられたら、是非ともお電話でお伝え下さい。
平日の午前中はリハビリのためスポーツジムに行っているのでお昼前や午後の時間になりますが、もしよろしければどうぞ
うちの診療所は自由診療。
だからこそ保険診療では出来ないことをやろう、自由診療だからこそ提供できる医療を・・・と思って今までやってきました。
保険診療だと2時間待たされて3分診療とよく言われます。
3分だと診察はおろか、患者さんの話をゆっくり聴いたり、しっかりと説明をすることができません。
うちの診療所では初めて来られた患者さんには説明だけで最低20分はかかります。
問診に20分くらいかかる患者さんもおられますし、便出しに1時間くらいかかる場合もあるため、初めての受診の際は2〜3時間みて頂いています。
そんなにかかるの
とビックリされる方が多いですが、どうかご了承いただきますようお願いいたします
学会で同席した肛門科の女医さんに初診の患者さんに30分くらいは話していると言ったら
「30分も一体何を話すの」
と真顔で訊かれたことを今でも鮮明に覚えています。
保険診療の肛門科では1日1人で100人くらいの患者さんを診察しているので、1人3分じゃないと終われませんね
1人3分で診察しても100人診たら300分(5時間)です。
1人5分かけると100人で500分(8時間20分)。
そりゃあ無理ですよね
とてもじゃないですが、私には出来ない診療です
今でも時間を気にして、急かされて診察するのが苦手なのに
自由診療で良かった・・・とつくづく思いました。
効率が良く手っ取り早い治療を望んでおられる方は保険診療の肛門科を受診して下さいね。
その際は専門の先生を選んで下さい。
探し方は以下のサイトに詳しく書いてあるのでご参考になさって下さい。
日本の肛門科の歴史と現状〜専門の医師を見分ける〜



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