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マラリア薬候補を新型コロナ治療に、臨床研究へ
長崎大・北潔教授、10月に特定臨床研究倫理審査が承認、患者登録などに向けて準備中
化学工業日報2021年1月26日 (火)配信
長崎大学の北潔教授は、バイオインダストリー協会がこのほど開いた講演会で、抗マラリア薬などとして開発が進められている5-アミノレブリン酸(5-ALA)が、新型コロナウイルス感染症を抑制する可能性があることを説明した。
5-ALAは動植物の細胞内で作られるアミノ酸で、安全性が高く、安価で安定供給できる。10年以上前から健康食品などヘルスケア製品として活用されており、マラリアの治療薬としても研究が進んでいる。
北氏らは昨年、5-ALAが新型コロナウイルスの増殖を抑えることを発見。5-ALAから生合成されるプロトポルフィリンIXもしくはヘムが、ウイルス遺伝子上のG4構造に結合し、RNAなどの増殖や転写を阻害することで、ウイルスの増殖を抑制するという。
また、新型ウイルスのスパイクたんぱくと結合し、受容体との結合を阻害することで感染を予防できると考えられ、サイトカインストームを抑えることで重症患者への治療も期待できる。
10月に特定臨床研究倫理審査の承認を得ており、現在患者登録などに向けて準備中。北氏は、「一日でも早く患者に届けられるよう研究を進めたい」と意気込んだ。
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これは朗報ですね。
ワクチンよりも安全で害が無く、コロナ治療の切り札になってくれればパンデミックの収束に期待できそうですね。
長崎大学のホームページでも紹介されていました。
5-アミノレブリン酸(5-ALA)は植物や動物が普遍的に作り出しているアミノ酸の1種です。
人体においての役割はただ一つ。
ヘムという物質の元になる。
ミトコンドリアの中で5-ALAは鉄と結合することによってヘムになり、ヘムがタンパク質と結合しヘモグロビンになるのです。
ヘモグロビンは皆さん、血液検査などでも目にするのでご存知でしょう。
血液中で酸素を運搬する重要な役割を果たしてくれる重要な物質です。
この5-ALAは体内でも作られているのですが、口から摂取することによっても体内に取り込まれることが分かっています。
どういったものに多く含まれているのかというと
黒酢
赤ワイン
タコ
バナナ
納豆
などがあり、特に黒酢には100g当たりの含有量が150μgと最も多く、赤ワインが125μg、タコはちょっと落ちて約75μg、バナナはさらに少なく約30μg、納豆は約15μg。
赤ワインは飲み過ぎると体に悪いので、黒酢とタコの組み合わせがいいかな
サプリでも5-ALAが入っているモノもありますので、手軽に取るならサプリもありでしょうか。
それよりも長崎大学の研究が進み、製品化されることを期待します。
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