患者さんのリクエストで1日1記事は主に新型コロナウイルス関連の医療ニュースをお届けしています。
今日は医師サイトに掲載されていた医療ニュースと、それに対する医師の意見を抜粋してシェアします。
昨日、PCR検査についてよくぞ言ってくれたと思った吉村知事ですが、大阪府内で病床不足の懸念に対して、「医療機関も社会の一員として協力してほしい」と述べられたことが、医師から怒りと反感を買っています。
まずはニュースから。
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新型コロナウイルスの感染拡大を受け、大阪府の吉村洋文知事は13日、新型インフルエンザ対策特別措置法31条に基づき医療機関の管理者に対し、病床確保を要請する考えを示した。
府内では1月中にも病床不足の懸念があるが、コロナ患者の受け入れに協力しているのは府内の病院の約2割で、確保が進んでいない。
同条に基づく要請は、応じなければ文書での指示が可能で、実施すれば全国初とみられる。
特措法31条は、知事が医療関係者に医療の提供を行うよう要請する手続きを定める。
応じなくても罰則はないが、正当な理由なく応じなければ、書面による指示が行える。
緊急事態宣言が発令されているかには左右されない。
府はこれまでも医療機関に対し、病床の確保を要請しているが、緊急事態宣言前の飲食店への時短要請と同じく、幅広い業種への要請を定めた同24条に基づいていた。
同31条は、医療関係に特化したもので、要請はより強いものとなる。
同条に基づいて病床確保を要請することができるかについて、府は国と協議していたが、13日の衆院内閣委員会で西村経済再生相が可能との認識を示した。
これを受け、吉村知事は同日の記者会見で「飲食店には時短営業への協力をしてもらっており、医療機関も社会の一員として協力してほしい」と述べた。
今後、要請対象の医療機関や病床数について検討を進める。
府によると、12月時点で府内には精神病院などを除くと476の病院があり、うちコロナ患者を受け入れていたのは81。
救急対応のできるスタッフ、設備があり、受け入れ可能とされる約170の2次救急病院でも、約110病院は受け入れていなかった。
府は12月下旬にこれらの病院に対し、軽症・中等症用に新たに計200床を確保するよう求めたが、応じたのは約10病院で計30床程度にとどまっていた。
府の試算では、新規感染者数が1日600人程度で推移すると、1月末時点での重症者は263人に上り、府が確保のめどをつけた病床(236床)に対し約30床が不足する。
軽症・中等症の患者も1553人となり、約200床が不足する恐れがある。
医療現場「宣言の発令遅い」
緊急事態宣言の発令を受け、緊迫した状況が続く医療現場からは「宣言の発令が遅い」という厳しい声も上がった。
大阪市立総合医療センターでは、若年がん患者向けの病棟などを閉鎖して看護師を確保し、新型コロナ患者用の病床を拡充して重症者ら約20人を受け入れる。
病床の 逼迫ひっぱく を受け、昨年12月上旬からは連日、複数の重症患者が運ばれてくる状況だという。
白野 倫徳みちのり ・感染症内科医長は「病床は重症患者で埋まり、新規の中等症患者は受け入れができていない。亡くなる人も多く、悲しいことだが、死亡により病床に空きができる状況だ」と実情を明かす。
その上で「発令が遅いが、感染爆発を防ぐためには今がぎりぎりのタイミングだ」と話す。
関西医科大の西山利正教授(公衆衛生学)は「若者が無症状のまま、家庭内などに感染を広げている。今回は、飲食店を中心とした制限だが、外食や夜間の外出だけがダメだと思ってしまう人も多い。感染リスクが高い行動についてもっと分かりやすいメッセージを出すべきだ」と指摘した。
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このニュースに対しての医師掲示板での書き込みは批判的なものが賛同を集めていました。
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日本の医療機関がコロナを受け入れられないのは、
1.診療報酬が国際的には非常識なくらい激安だから病院に金がない。
だからコロナ対策が出来ない。
2.専門領域以外の診療ではすぐに逮捕起訴されて医師免許はく奪、
時に子供まで殺される。
コロナを診るのは呼吸器内科医以外あり得ない。
以上の理由からコロナ患者を診ることはできません。
昼の番組で外務省勤務の医者がちゃんと主張していましたね。
医師会は、コロナを診るなら金銭的な補償と
免責をセットに主張せよ。
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大阪府知事は、数に限りある有資格者に、ゴールの見えない奴隷労働を命じるのですね。
コロナ以外の患者も対応しなければならないのに。
ベッドが有れば解決するわけじゃないのに。
仕事を失った人を徹底的に感染防御のトレーニングして、体交・清掃・認知症の見守り等をしてもらい、給料を支払う。
この業務のリーダーは、役所の人で、その上の監督を看護師にすれば、看護師は本来の業務に専念しやすくなると思う。
ただし、患者に接した人が家庭内感染の源になるかもしれないから、その対策も必要です。
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他県民なんで詳しくは知らないですが、維新が病院統廃合・合理化進めて大阪の現状を作り出した戦犯だから他に批判の目を向けさせる狙いで言ってるのかと思ってました。
テレビでも辛坊とが橋下とか一斉に同じ事言い始めましたよね。
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「止める」協力なら、すぐできますよ。
補償もお願いしますけどね。
「新しい事業をやれ」って、簡単にはできないですよ。
これまで経験のない専門外の医療を行い、悪い結果が出れば、医療訴訟で訴えられるんでしょうか。
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>「医療機関も社会の一員として協力を」
ならば時短要請してくれ、保証もしてくれ、社会の一員として平等に。
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自分達への批判を抑えるために敵を作る。
これって近くの国がよくやっていることですよね。
冬場に増加するのが分かっていたのに十分な対策をたてず、都構想などで時間をかけていた自分達がまず謝りなさい。
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アホかw
それともお笑いの街だけにボケてツッコミ待ちなのか?w
「受け入れてない」って事は、2類扱いである新コロを診るのに十分な体制・設備が無いって事だろw
それを無理矢理に受け入れさせるってのは問題あるだろw
「社会の一員」だとかそう言うレベルの話ぢゃねぇw
応召義務でさえ、専門外とか十分に診療出来る体制に無い事は断る理由になるのに、これは度を過ぎてるだろw
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医師であれば誰でも新型コロナ患者さんを治療できるわけでもなく、専門外の病気に手を出して、何かあっても責任を問われたり訴訟を起こされたりするのが怖いので、ボランティア精神で「はい、やります!」と手をあげられない事情もあるでしょう。
これは国や自治体の責任も大きいと思います。
そして今回の第三波はGo Toトラベルが悪かったワケでもなく、飲食店が悪かったワケでもなく、外国人の入国制限を緩和して外から新たなウイルスを入れたことが原因でしょう。
自民党の長尾敬議員が衝撃的な数字を発表されていましたね。
Twitterで話題になっていたのでご存知かもしれませんが、
昨年4〜12月に23万5千人の外国人が入国し「技能実習生は昨年1年で10万5千人入国。水際措置の失敗が今の状況を生んだ」と。
感染急増の11〜12月は13万6千人入国していたそうです
ここを止めずに国民に自粛
おかしいんじゃないの
って誰もが思いますよね。
外国人はフリーパスで野放し状態なのに、国民にこれだけ不自由を強いるのは納得できないですね。
コロナで色々なことがあぶり出されているように感じます。
世の中が、世界が、良い方向へ向かいますように
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