手術を覚悟して受診された患者さんのほとんどが手術をせずに改善しています | みのり先生の診察室

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5万人以上の「オシリ」を診察してきた
肛門科専門医の女医がつづる
お尻で悩める人へのメッセージ

今日のブログは閉鎖した診療所のオフィシャルブログに掲載していた記事をリライトしてお届け致します。

 

大切な記録としてアメブロに残したいと思います

 

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「痔=手術」という認識があるようですが、手術が必要な痔は本当に少ないです。 

 

大阪肛門科診療所の手術率は3%以下です。 

 

大部分が手術をせずに完治もしくは改善します。 

 

他の施設で手術と言われた患者さんでも、多くが手術をせずに治っています。 

 

手術ありきの肛門医療が変われば嬉しいですね。 

 

患者さんは手術を受けたがっていない、出来れば手術をせずに治したいと思っておられます。 

 

だから手術が必要ないと言われると安心されます。 

 

中には泣き崩れる患者さんまでおられます。 

 

それくらい手術宣告は患者さんにとったら精神的な打撃となるようです。 

 

手術以外に治す方法がないか・・・?

 

必死で調べて大阪肛門科診療所に辿り着いたという患者さんも多いです。

 

手術が必要ないと言われると安心する患者さんたち

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とにかく安心しました。 

 

恥ずかしいのもあり、なかなか肛門科には来にくかったのですが、少しずつ進む症状に怖くなり、色々調べてこちらに来ました。

 

 HPもブログも拝見させて頂いていたので何となく勇気が出ました。

 

 もっと早く来ていたら酷くならずに治せたのにと思うと後悔ですが、手術は必要無いと言ってもらえただけで心が落ち着きました。 

 

本当にこちらへ来て良かった。 

 

私のように長く悩んでいないで早く診てもらうことを強くおすすめしますね! 

 

後悔先に立たずです。 

 

乱文にて失礼。 

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 なかなか肛門科を受診できない理由の一つに「手術になるのが怖い」「すぐに切られるんじゃないか」という恐怖があるようです。 

 

恥ずかしいという気持ちよりも手術される恐怖で肛門科を受診できないなんて・・・悲しすぎます笑い泣き

 

「肛門科=手術」って思っている患者さんも多く、なんで〜!?って叫びたくなりました。 

 

だって、手術が必要なケースって本当に本当に・・・少ないんですもん。 

 

なんでみんなそう思っちゃうんでしょう。。。 

 

手術ありきの肛門医療も確かに存在します。 

 

手術件数が医療機関の実力を表すみたいな報道の仕方もおかしいと思いますね。 

 

それって、どれだけ患者さんのお尻、切ってるんだ?っていう指標でもあり、手術件数が多いということは、そこを受診したら手術をされる確率が高いってことなのに・・・。 

 

 

私が患者の立場だったら怖くて行けないかも滝汗

 

ちょっと考えれば分かることなんですけどね。 

 

最近は患者さんも賢くなっていて、ちゃんと情報を仕入れて、自分で考えて選んで医療機関を受診されますし、一つの医療機関だけで結論を出さず、セカンドオピニオンで色々なクリニックを受診されている人も多いです。 

 

それで混乱して何を信じたらいいのか分からなくなってしまっている人もいますが、混乱すべきだと思うんです。 

 

いや、混乱して下さい笑い泣き

 

だって大切な自分の体(おしり)のことですよ。 

 

簡単にほいほい傷付けていいんですか?

 

それでうまくいかなかったら、取り返しの付かないことになったら後悔しませんか?

 

もっと手術に対して慎重になるべきだと思います。 

 

患者さんも医師も・・・。 

 

正解は一つじゃないし、正解は一人一人違うと思うんです。 

 

あなたにとっての正解を探して下さい。 

 

必要の無い手術を受けると思わぬ後遺症で悩むこともありますから。。。

 

手術が必要な脱肛でも、便通を直すと脱肛しなくなることもある

東京から来られた脱肛の40代女性のアンケートです↓ 

 

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みのり先生、スタッフのみなさま、ありがとうございました。 

 

肛門科に行くなら、みのり先生の所しかない!

 

そう心に決めた私の決断が大当たりでした。 

 

診察後、私はみのり先生への信頼と安心で、みのり先生と心がつながったように感じました。 

 

(勝手につながってます。すみません・・・) 

 

いわお先生のブログでのお言葉を借りるなら 「みのり先生は替わりの効かないパートナー」です。 

 

みのり先生、そして親切に明るく対応して下さるスタッフのみなさま、 心から感謝ですピンクハート 

 

これからもよろしくお願いいたします。

 

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つながっていただいてありがとうございます♥ 

 

私の方こそ感謝です♥ 

 

この患者さんは20年前から脱肛があったそうです。 

 

そして10年前から有名な通販の高価な痔の薬を使っておられました。 

 

新聞広告には「痔は治る」と書いてありますが、この患者さんに限らず、いぼ痔は薬で無くなりません。 

 

だんだんいぼ痔が大きくなってきて、中に押し込むのも戻しにくくなってきたそうです。 

 

幸い、痛みや出血などの症状は無かったので、便通を直していぼが少しでも戻しやすくなったらいいなぁと思って治療しました。 

 

もちろん、高価な通販の薬は止めてもらいました。

 

効かないし要らない・・・ っていうか、害になってる人も多いし滝汗

 

そしたら・・・ 2週間後に来られた時には 全然いぼが出ない!すごい!と感動されてました。 

 

ただ便通を直しただけです。 

 

痔の薬は何も使っていません。 

 

それだけで痔核(いぼ痔)が出てこなくなったんです!

 

こういうことって大阪肛門科診療所では多いです。 

 

もちろん痔核(いぼ痔)は無くなっていません。 

 

診察するとちゃんと中にあります。 

 

肛門に溜まっていた便をちゃんと出すようにしたら、便の重みと圧迫が無くなり、お尻が軽くなります。 

 

これ、患者さんから結構言われます。 

 

お尻が軽くなったって。

 

今まで便が溜まっていた肛門が空っぽになったので、いぼ痔の収納スペースが出来、ちゃんと中に納まるようになったみたいです滝汗

 

手術治療しか治す方法がないと言われた脱肛でも、こうして便通を直すことにより、痛みや出血、脱出症状まで改善して、痔は無くならないけど、これならうまく付き合って行けるという状態まで持っていくことは出来ることもあるんです。 

 

だから手術って言われてもあきらめず、一度、便通を直してみて下さい。 

 

それだけで劇的に変わるかもしれません。

 

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