新型コロナウイルス感染者の感染性は長続きしない | みのり先生の診察室

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5万人以上の「オシリ」を診察してきた
肛門科専門医の女医がつづる
お尻で悩める人へのメッセージ

日本ではだいぶおさまってきていたと思っていたら、ここ最近、東京で感染者数が増えている新型コロナウイルス。

 

幸いなことに3月、4月頃の状況と違って重症者数や死者数は増えていません。

 

 

でも世界に目を向けると日本とは真逆の状況。

 

 

まだまだ分かりませんね・・・。

 

 

患者さんも心配されている方が多く、いまだに診察室で色々と尋ねられます。

 

 

今までブログでも、医師として知り得た情報を書いてきましたが、久々に医療ニュースから気になった情報をお届けしたいと思います。

 

 

だいぶ前に配信された医療ニュースなので既に一般の方もご存知かもしれませんがお伝えしたいと思います。

 

 

6月10日に共同通信社が配信した医療ニュース下矢印

 

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感染性は長続きしない 厚労省、退院基準見直し

 
 新型コロナウイルス感染症は大半が軽症で済み、入院しても多くは回復する。

 

では、患者が他人にうつすリスクはどれくらい続くのだろう。

 最近の研究から、発症後1週間から10日たつと人への感染リスクは小さいことが分かってきた。

 患者100人と濃厚接触者を追跡した台湾の研究では、発症後6日以降の患者と接触して発症した人はゼロだった。

米疾病対策センターによると、発症後9日以降の患者から増殖可能なウイルスは分離できていない。

ドイツやカナダからも類似の研究報告がある。

 厚生労働省はこうした結果を受け5月末、従来は症状がなくなってからPCR検査で2回続けて陰性になることを必要としてきた退院基準を改め、発症から14日経過し、かつ症状が消えて72時間過ぎれば退院可能とした。

軽症のためホテルなどで療養する人も同じ条件で療養を解除できる。

 一方、入院患者で10日たたずに回復した人は、PCR検査2回陰性でも退院できるとした。

 

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だんだん規制がゆるくなっていっていますね。

 

 

インフルエンザと同じ扱いに出来るようになるといいのですが・・・。

 

 

無症状感染者からも感染しますが、発症2日前からだそうです。

 

 

だからウイルスの感染性は発症前後合わせて10日間くらいということですね。

 

 

マスクもフェイスシールドも「自分がうつされないため」というよりも「自分が他人にうつさないため」と考えた方が良いでしょう。

 

 

だから診療所では患者さんのためにマスクやフェイスシールドをしています。

 

 

そして患者さんのために自分たちが感染しないよう厳重に気を付けて生活しています。

 

 

私もスタッフも。

 

 

そのあたりの感覚や価値観が全員一致していたので良かったです。

 

 

まだまだ分からないことが多い新型コロナウイルス。

 

 

未知のウイルスに対してどう考え、どう行動するのか?

 

 

それは一人一人違うでしょう。

 

 

色々な情報が氾濫している中で、誰の情報を信じ、どう行動するかは個人の自由です。

 

 

何が正しいのか、それは後になってからでないと分からないのかもしれません。

 

 

自分が正しいと信じているものを人に押しつけないよう注意しています。

 

 

ただ情報は情報としてお伝えしていこうかなと。

 

 

「情報」と「意見」は分けて論じる必要があると思いますので、ここでは私の意見は挟まずに、純粋に情報だけお届けしようと思います。

 

 

その上で私は、診療所はどう考え、どう行動しているのかも書かせて頂きます。

 

 

受診される患者さんにお伝えしたいですし、それを読んで安心して受診出来る人もいれば、反対意見の人もおられるでしょうから。

 

 

新型コロナウイルスに関してはフェイクニュースも多いでしょう。

 

 

それも何がフェイクで何が真実なのか、正直、分からないと思います。

 

 

だからどんな情報も自分の頭で考えて受け取るようにしています。

 

 

私は医師なので、医学的根拠に基づいた情報や、医師でしか知り得ない情報、ウイルス学者や感染症専門の医師が発信している情報をお届けしたいと思っております。

 

 

ここでお届けしている医療ニュースも医師しか見ることが出来ない医師サイトで取り上げられたニュースです。

 

 

賛否両論色々あるでしょうが、1つの情報として参考にして頂ければ幸いです。

 

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