私は昔からテレビっ子でした。
父親が日本を代表する電機メーカーに勤めていた影響で、我が家には必ず最新型のテレビがありました。
父親は技術畑の人でラジオやテレビを自分で作ったり、修理もしていました。
上下水道もない、電車も通ってない、コンビニもない、何もないド田舎に住んでいた私たちにとっては、テレビは新聞と共に大切な情報源であり娯楽でした。
ニュースは事実を報道しているから、そこには「事実」しかなく「感想」や「感情」は存在しないと思い込んでいました。
そうではないと知らされたのは高校生の時。
地方新聞社の支社長をしていた叔父が
「何をニュースにするかは人が決めてるんやで。悪いことをしたらすぐにニュースになるけど、ええことしてもなかなかニュースにならへん。星の数ほど犯罪や事件が起こってるけど、どれをニュースにするかは力関係で決まったりする。これは伏せといてって言われて取り上げないネタもいっぱいある。」
と教えてくれました。
東京の有名大学を卒業し、長年、新聞記者として汗を流し、「記者は現場に行ってなんぼ」と豪語していた叔父。
社会の裏側も教えてくれた叔父に今となっては感謝です。
そんな昔のことを思い出させてくれた記事。
医師という職業柄、政治ネタはどこかタブー視されていたり、そういうことを発信すると誹謗中傷もあるだろうから、皆、思っていても触れようとしない話題。
そこに切り込んで記事を書かれた先生に賞賛を送りたいです。
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患者さんのリクエストで復活させた
化粧品と発酵素するりの記事は
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