新型コロナが脳に後遺症を?! | みのり先生の診察室

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5万人以上の「オシリ」を診察してきた
肛門科専門医の女医がつづる
お尻で悩める人へのメッセージ

こんな気になるニュースを目にしました

 

 

新型コロナウイルスが脳に大きな後遺症を与える可能性

 

 

「新型コロナウイルスが鼻腔や肺の神経を遡って中枢神経に到達するほか、脳関門を突破して血管から脳へ侵入する能力があることが示唆された」そうです。

 

 

インフルエンザでも脳炎を起こすことがありますし、脳炎を起こすウイルスや細菌は他にもあることから、珍しいことではありませんが、その影響が新型コロナでは多彩で深刻な症例もあるため注意が必要ですね。

 

 

以下、記事を要約します。

 

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中国では感染者の36%で神経症の症状が見られ、うち68%が中枢神経に関わる深刻な症状を発症。

 

特に重症者で顕著。

脳血管障害・脳卒中・意識障害・四肢の痙攣などが発生。

 

中には新型コロナの症状が全く見られないケースもあった。

 

つまり肺にダメージを与える前に脳へのダメージを与えていたということ。

 

 

また新型コロナで神経症を発症した重症患者の3割が、退院後も不注意見当識障害からトイレで排尿を正しく行えなくなるなど深刻な後遺症が発生したことが報告されています。

 

 

ウイルスが脳へダメージを与える仕組みとして3つ考えられている。

 

 

1つ目は

 

ウイルスが血管に感染 →血管が損傷して血栓が形成 →脳血管が詰まる

 

という経路。

 

生活習慣病の人や高齢者など血管が弱っている人は注意。

 

 

2つめは

 

ウイルスが鼻腔や肺の神経から遡って脳に到達した可能性。

 

これはSARSやMERSと同じ。

 

多くの重症者で自律呼吸が失われることが知られており、脳幹にウイルスが感染している可能性が示唆される。

 

 

3つめは

 

ウイルスが脳関門を突破して血管から感染した可能性。

 

脳細胞の表面には新型コロナの標的となるアンジオテンシン変換酵素2(ACE2)が存在している。

 

しかし現在の所、死亡した患者の脳から新型コロナウイルスを直接観察することには成功していない。

 

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最近の報告では新型コロナウイルスの型によって症状や致死率が異なることが報告されていますが、脳感染を引き起こすような強毒化した型があるとしたら怖いですねガーン

 

 

まだまだ解明されていない部分もあり、型によって随分症状も違うので、軽症者が多いからと油断しないほうが良さそうですねあせる

 

 

一度かかったら免疫がついて大丈夫!っていうウイルスでもなさそうですし汗

 

 

緊急事態宣言が解除されても、感染しないような生活様式は継続する必要がありそうですね。

 

診療所のセラピードッグ「ラブ」あしあと

犬にも感染するため

現在セラピー活動は休止しています照れ

コロナが収束したら

復帰しますしっぽフリフリ

 

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