マスクの再利用方法については医師によっても意見が異なるようですが、私は「意見」ではなく公的な機関や専門家が発表したことについて記事にしたいと思います。
今日の記事は日経メディカルという医師向けのサイトからの抜粋です。
情報発信者は国立病院機構仙台医療センター臨牀研究部ウイルスセンターの西村秀一先生。
医療現場でマスクをアルコールを使って消毒し再利用しているところもあると聞き、マスクの消毒がその素材性能に及ぼす影響を調べられました。
その結果は衝撃的なもので、一日も早く医療現場に伝えるべきと判断され、論文を書いている時間的な余裕がない、多くの医療従事者が不要な感染リスクにさらされることになると日経メディカルで緊急報告されたものです。
N95マスクとサージカルマスクを使って75%アルコールを噴霧した場合と蛍光管UV消毒装置のUVライトを20分間照射した場合で比較。
その衝撃的な結果から導き出された結論とは・・・
・アルコール消毒によってマスクの性能が劣化することが示された。
・特にN95マスクにおける劣化が著しく、サージカルマスク以下の性能となった。
・UV照射による劣化はアルコールによる劣化ほどではなかった。
以上の結論より以下のような考察をされています。
・臨床現場ではN95マスクのアルコール消毒は避けるべきである
・N95マスクの劣化はその粒子捕集メカニズムにあると考えられる。すなわち、粒子捕集の多くの部分が素材の目の細かさによっているのではなく、静電気等の分子間力によっているため、アルコールが静電気成分を弱めるなどの働きをしたものと考えられる。
今回の実験には関係ありませんが、以前行った実験では、N95マスクは連続8時間の装着後でも、あるいは保存10年経過した古いものでも性能はほとんど新品と変わらなかったことを確認されているそうです。
マスクに関する情報は以前の記事にも書きましたが、同意見でしたね。
それを医学的・科学的に実証して下さった形となりました。
この「事実」をどう受け止めて行動するかは人によって違うでしょう。
マスクにウイルス感染を防ぐ機能はないと断言するドクターもおられます。
マスクの隙間から入る空気にウイルスが含まれていたら感染してしまいますからね
それも正しいと思います。
でもマスクはウイルスから守ってくれるものだと思うので私は常に着用しています。
肛門科ですが完全防備で診療に当たっています。
完全防備で診療に当たっておりますのでビックリしないで下さいね
様々な情報が錯綜し意見が飛び交う状況で、何を信じどう行動するかは経営者次第。
私はトップとしてこのような対策を講じております。
日々、情報を収集・整理し、信頼性のあるものをピックアップして診療の現場に取り入れています。
大切な患者さんと家族同様大切なスタッフを守るために。
私の情報や診療所での取り組みが皆さんのお役に立てれば幸いです。
診療所のセラピードッグ「ラブ」
ラブも大切な家族であり
優秀なスタッフの一員です
感染予防のため
セラピー活動を休止しています
コロナが収束したら
皆さんにお会いできるのを
楽しみにしています
クリックお願いします
患者さんのリクエストで復活させた
化粧品と発酵素するりの記事は
コチラ