ドイツの状況 | みのり先生の診察室

みのり先生の診察室

5万人以上の「オシリ」を診察してきた
肛門科専門医の女医がつづる
お尻で悩める人へのメッセージ

私の外来には海外から受診される患者さんが数人おられます。

 

 

アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、フランス、ドイツ、イギリスなど国は様々です。

 

 

海外の患者さんも1年に1回、日本に帰国される際に受診されることが多いのですが、その間に何かお尻にトラブルがあった場合はメールで相談を受けています。

 

 

今回、新型コロナウイルス感染の拡大に伴い、日本に帰国できなくなった患者さんとメールでやり取りをした中で、報道を見ていて日本の状況に疑問を感じるとの指摘をいただきました。

 

 

こういった指摘は海外の患者さんに限った話ではなく、私の友人からもあったもの。

 

 

具体的に患者さんに尋ねたところ詳しく教えて下さいました。

 

 

以下、患者さんからのメールです↓

 

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ドイツで爆発的に感染者が増えていないのは、やはりソーシャルディスタンスが守られていることだと思います。

早い時期から、美容院やマッサージ、歯医者(我慢できない痛みの時のみ)も営業禁止でした。

スーパーも意識せずとも、他人と近い距離になってしまうので、なるべく距離をとるように心がけています。

少ない買い物の時でも、カートを使って、人との距離を保つよう推奨されています。

すでにお店に入れる人数も制限されていて、1.5mの間隔をあけて並んで待っています。

日本でも、イタリアの映像など放映されたのではと想像していますが、、、

私は、何時間も外で待つという経験はまだしていないので、それだけでもありがたいです。

レジ前でも1.5mの間隔をあけて待ちます。

 

どこのお店も現金ではなく可能な限りカード払いで、とお願いの張り紙がしてあります。


私はすでにこの3週間以上、夫以外の人と顔を合わせていません。

家族以外で2人以上と会うのは禁止になっています。

 

 

買い物と散歩以外は外にでていません。

開いているのは、食料品、日用品、銀行、医療関係のみ。

出来るだけ公共機関も使わないようにと言われているので、徒歩圏内のみ。

今後のことはわかりませんが、この条例は4月19日まで続く!ということだけは確定しています。


レストラン、カフェは、持ち帰りとデリバリーのみのオープンです。

地元のレストランをサポートするってことでかな?
利用している人は割りに多いと思います。

が、持ち帰りといってもまずは電話、HPなどから注文し可能な限りカード払いにします。

受け取りに行くにあたっては、お店の前についたら取りにきたよとお店に電話します。

お店の中には入れず、店員さんが外まで持ってきてくれて、なるべく人との接触がないように、という徹底さです。


好きな時に行きたいところに行けるって、とても大切なことだったんだんなあと実感しています。

また質問などありましたらご連絡ください。

 

私でお答えできることがあれば幸いです。


それでは、ご自愛くださいね。

 

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日本では都市封鎖は出来ないため、ここまで徹底した人の移動制限は出来ていません。

 

夫以外の人と顔を合わせていないということに衝撃でしたポーン

 

 

デパートなどの商業施設は閉まっているため繁華街に人が溢れかえるという状況はなくなっていますが、屋外には大勢の人が出ていたりします。

 

 

晴れた日の日曜日は大坂城公園もすごい人出だったそうですから・・・あせる

 

 

屋外なら安全だと思っている人が多いようですが、屋外でも人との距離が近くなると感染のリスクは高くなります。

 

 

またスーパーなどでレジに並ぶのもしっかりと距離をあける、スーパーに入る人数を制限するなど対策した方が良さそうですね。

 

 

東京では対策しているスーパーもあるようですが・・・。

 

 

全国でこのような取り組みがなされることを望みます。

 

 

感染の危険はあちこちに潜んでいます。

 

 

ウイルスを持ち帰らない

家に持ち込まない

 

ように対策しましょうね。

 

診療所のセラピードッグ「ラブ」あしあと

見事な空中写真キラキラ

渾身の一枚ですねグッ

ぱーるちゃんママ

ありがとうドキドキ

 

 

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