診療所では加湿器をつけて湿度を50%以上に保つようにしています。
コロナウイルスの弱点は湿度だということが分かる前から、コロナに関係なく毎年ずっと加湿器は付けていました。
コロナウイルスの弱点について知らない方はコチラの記事を是非読んで下さい
新型コロナウイルスは3日間滞留し空気中で3時間生存・・・弱点は湿度=米で報告書
コロナの影響もあってか、加湿器が売れているようです。
最近売れているのが卓上型の小さな加湿器。
ペットボトルに差し込むだけの簡単なものや、小型のかわいいオシャレなものもたくさんあります。
それらの加湿器の多くが超音波式。
超音波でミストを飛ばす方式なので、タンクを含め加湿器の手入れを怠るとカビや細菌が繁殖し、空気中に噴霧されてしまうことになります。
加湿器によって飛散したカビや細菌を吸い込むことで引き起こされた間質性肺炎を「加湿器肺」と言うそうです。
この加湿器肺が近年増えているそうですから要注意です。
加熱して水蒸気を飛ばす煮沸式(スチーム式)の加湿器であれば、加熱によってカビや細菌は死滅しますが、超音波式では死滅せずに空気中に飛散します。
だから手入れをきちんとしておかないと、かえって健康を害することに・・・
お使いの加湿器が超音波式なのか、スチーム式なのか、気化式なのか、種類をよく確かめましょう。
そして取扱説明書をよく読んで、お手入れの方法もチェックして、正しく使いましょうね。
コロナウイルスの弱点は湿度だからって、湿度をガンガンに上げても、カビや細菌を飛散させていたら別の肺炎になってしまうことも・・・。
診療所では毎日、外来終了時に中の水を捨ててタンク内を洗い、空っぽにして乾かしています。
さらに加湿器専用の除菌液を入れて空間を除菌するだけでなく、加湿器内のぬめりや細菌が繁殖するのを防止しています。
ちょっとした手入れと工夫で安全に快適に使うことが出来るので大いに活用してくださいね。
コロナとは関係なく季節は変わり春めいてきました。
診療所の近辺は桜の名所。
毎年、この時期になると屋台が出て、大勢の花見客で賑わっているのですが、今年は造幣局の桜の通り抜けも中止となっています。
花見の時期に年に1回のお尻健診に来られる患者さんも多いため、とても残念ですね
暖かくなって、湿度も上がってくるとコロナウイルスの活動も低下してくれて収束に向かってくれないかと期待していますがどうでしょうか・・・。
屋外は比較的安全で感染しにくいと思うので、外に出かけたいですね。
診療所のセラピードッグ「ラブ」
お花見に行きたいなぁ
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