最近、手術を受けられた患者さんにルーチンで処方するようになったリポソーム型ビタミンC。
なかなか傷の治りが良好です
治るまでの期間が短くなっています。
以前、ブログでリポソーム型ビタミンCについて記事を書いたところ、術後の患者さんが自分も飲んでみたいと希望されました。
この記事です
詳しい解説はコチラに書いています
そうしたら・・・
1週間後の通院の時に飲んでからオシリの調子がいいと教えてくれました
体調が良くなったからだろう・・・
と思っていたら、あれよあれよという間に傷はキレイに治り、予定よりも早く完治終了となりました。
その患者さんから、自分が飲んですごく良かったので手術を受けられる患者さんにオススメだと言われ、他の患者さんにも飲んでもらうようになりました。
すると・・・
傷の治りがいいんです
気のせいじゃなかったんだ〜
すごい〜
と思っていたら、高濃度ビタミンC点滴が術後疼痛を軽減するという海外の論文を目にしました。
口腔外科領域の手術でしたが、明らかな有意差をもって術後疼痛の軽減が認められていました。
ただしデータは内服ではなく点滴。
しかも手術前の点滴が有効だそうで、術後に点滴するよりも術前に点滴するほうが鎮痛効果が高いという結果も出ていました。
というわけで・・・
次回の手術からは術前1週間前からリポソーム型ビタミンCを飲んでもらうことにしました。
同じような経緯で術後に使うようになったのがPFクリームです。
フコイダンが主成分のクリーム。
元々は乳癌の患者さんのために作られたものだそうで、癌治療の現場で主に使われています。
ステロイドではないのに抗炎症作用もあり、海外では口腔内のヘルペスにも使われています。
口の中にも塗ってOKなんです。
点滴療法研究会でサンプルをもらってきて、術後の患者さんにモニター使用してもらったところ・・・
「注入軟膏よりもPFクリームの方が痛みが楽になるし傷にもいい感じなので買いたい」と言われ、導入を決定しました。
それから術後の傷をケアするクリームとして患者さんに使ってもらっています。
このPFクリーム、40〜50代以上の年齢の方には、どこかなつかしい香りがしますよね
何の香りなのか思い出せないのですが、とにかく子供の頃、かいだことのある香りなのです。
美容の分野ではシミにも使われているそうですよ。
担当者に聞くと最大の効果は保湿だと言っていました。
乾燥が気になるときに顔にたっぷり塗って寝ると翌朝いい感じだそうですよ
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患者さんのリクエストで復活させた
化粧品と発酵素するりの記事は
コチラ