痔を自分で治すという姿勢が大切 | みのり先生の診察室

みのり先生の診察室

5万人以上の「オシリ」を診察してきた
肛門科専門医の女医がつづる
お尻で悩める人へのメッセージ

今日の記事も閉鎖した診療所の公式ブログに掲載していた患者さんアンケートを編集せずにそのまま掲載します。

 

受診された患者さんに必ず手渡しているアンケート用紙。

 

アンケートなので書く書かないは個人の自由です。

 

だけどほぼ全員が書いてくれますピンクハート

 

有り難いことです。

 

もちろん中には苦情もあります。

 

苦情は患者さんからの助言だと思って改善出来ることは今まで取り入れてきました。

 

だから苦情も言って頂けることは有り難いです。

 

うちの診療所のことを考えて下さっている証拠でもあるので、有り難く受け止めるようにしています。

 

 

今日の患者さんはブログの読者さん。

 

受診する数年前から読んで下さっていたようです。

 

このアンケートの中に書かれている言葉

 

「みのり先生のブログは、私みたいに診察に行ったことがない人、人に言えず一人で悩んでいる人とかが読んで、気が楽になった人って、結構いると思います。」
 

には、私が勇気と励ましをもらいました。

 

ありがとうございます。

 

私の発信する情報が困っている人に届き、受診しなくても少しでも何かのお役に立てたら、これほど嬉しいことはありません。

 

手渡したアンケート用紙を息子さんに破られたため、わざわざご自分でレポート用紙に書いて下さったんです下差し

 

 


わざわざノートに書いて受診の感想を提出して下さってありがとうございますニコニコ
 

診察室では多くを語られるタイプの患者さんではありませんでしたが、凜とした姿勢に人間的な強さと治療の覚悟を感じました。

結局、この患者さんは日帰り手術を受けられ、術後の痛みもあまりなく、完治して今は通院されていません。

 

年に1回のお尻健診には来られていますが、自己管理も完璧にできていますキラキラ

 

 

治療に対する覚悟姿勢は本当に大切です。

 

それだけで同じ治療をしても結果は全然違ったものになることもあります。

 

 

また、手術で痔を治しても「二度と痔にならない肛門」になるわけじゃないので、「治療」は終わっても「排便の管理」はずっと続けなければなりません。

 

 

だからね

 

本当は痔になる前に来て欲しい。

 

教えてあげたい。

 

正しい排泄。

 

そうすれば

 

もしかして痔にならずに済むかもしれない。

 

 

肛門科が、痔になってから治療するために行く所ではなく、痔にならないために便通を治す所になればいいなドキドキ

 

診療所のセラピードッグ「ラブ」あしあと

ドッグランに行くと

犬に戻ります爆  笑

 

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