入院手術を受けられた患者さんが、手術室で流れているBGMで泣いたわけ | みのり先生の診察室

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肛門科専門医の女医がつづる
お尻で悩める人へのメッセージ

今日の記事は大阪肛門科診療所 公式ブログの記事ををリライトしました。

 

患者さんが書いて下さった感想やアンケートを削除する悲しい作業をしていて、どうしてもこの記事だけは残したかったのでアメブロで書かせて頂きます。

 

忘れられない患者さんでしたから。

 

 

診察室や手術室で流れているBGM、分かる人には分かると思うのですが、私の大好きな押尾コータローさんのギターです。

 

最初はピアノ曲を流していたのですが、何となく音が大きくて、ガチャガチャしてBGMにならず、押尾さんのギター曲に変更したところ、すごく落ち着いたんです。

 

主張が無いわけではないのに、なぜか気に障らず、でもちゃんと耳や心に響く音色。

 

心地よい音楽に包まれて診療をさせて頂いています。

 

時々、手術中に患者さんから

 

「これ、押尾コータローですよね?」

 

と聞かれることもあり、分かる人には分かるようで、押尾さんファンの人もおられて、手術中、音楽談義で盛り上がったこともありました。

 

 

もう数年も前のことになるのですが、手術中にハラハラと涙を流しておられた女性患者さんがおられたんです。

 

 

痛いのかな・・・と思って尋ねても、

 

「いいえ、違います。痛くないです、大丈夫です。色々と今までのことを思い出してしまって・・・」

 

と言っておられたので、てっきり、辛かった痔の痛みや今まで悩んでいたことを思い出して、これでやっと解放されると感無量で泣いておられるのかと思っていました。

 

 

そしたら・・・ こんなことがあったんですね(涙) 退院後にアンケート用紙を読んでビックリしました。

 

手術中のBGMで泣いたワケは・・・

 

 

入院期間中、他の患者さん達と楽しそうに過ごしておられたので、まさか、そんな辛いことがあったなんて全く思いもしませんでした。

 

痔の治療によって心の痛みも解放されたでしょうか。

 

そうであれば嬉しいです。

 

押尾さん本人に承諾を得て流しています

実は何を隠そう、私、押尾コータローさんのfan club会員です。

 

でもね 私が加入した形になってますけど、本当は主人(院長)が、自分が入るのが恥ずかしかったから私の名前を使って加入してたんですよ(笑)

 

「だって、男がファンクラブに入るの、気持ち悪いやろ?だから名前貸して。」 と・・・。

 

私は別にギターのこと詳しくないし、押尾さんのことも当時、そんなに知らなかったのですが、主人が押尾さんのギターが大好きで、押尾さんのCDを聴いて、一生懸命コピーをして弾いてたんですよ。

 

そばで聴いているうちに、ギターの音色が好きになっていました。

 

私は自分自身はピアノを弾くので、BGMはピアノって思っていたのですが、ピアノの音色よりもギターの音色の方が耳に優しくて心地よいと思うようになっていました。

 

全然ギターに興味がなかったのに、押尾さんのギターを聴いてからすっかりギターが好きになって、家族と一緒に押尾さんのコンサートに行ったりするようになり、ファンクラブ会員限定のファンクラブライブの抽選に当たり、2度行きました。

 

このファンクラブ会員限定ライブ、すごいんです!

 

ライブ後に押尾さんがファン一人一人と握手して写真を一緒に撮ってくれるんですよドキドキ

 

人数も少なく、会場もライブ会場とは限らず、2回目に行ったライブ会場が雑貨屋さんの2階で、席もナント最前列。

 

もう本当にすぐ目の前で、手を伸ばすと触れる位置で生演奏を聴くことが出来ました!

 

握手と写真撮影の時に押尾さんと話すことが出来ました。

 

その時の写真がこれ↓

 

いいでしょ〜💕

 

ご本人に診察と手術の時にBGMでCDを流しても良いか尋ねたところ喜んでOKして下さったんです。

 

患者さんの声もお伝えしてきました♪

 

今度ファンクラブ会員ライブに行くときは、この患者さんの感想を持っていこうと思っていたのですが、なかなか抽選で当たらず、未だ渡せていません。

 

次に行く時は絶対に渡そうと思っています。

 

きっと喜んで下さると思います♡

 

 

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