セカンドオピニオンで
色々な肛門科(を掲げている施設)に
かかっている患者さんが
たくさん来られていますが、
痔が治らない
ずっと通院している
治ってもまた痔になる
そういう患者さんに
共通していることが1つあります。
それは
痔を治して便通を直してない
ということです。
意味分かります?
皆さん
痔を治そうとするんです。
(当たり前です。
それが正解ですが・・・)
だから
痔の薬をもらったり
便通を良くする下剤を飲んだり
してるんです。
で、それでどうなの?
治ってないから
私の外来に来られてるんですよね?
あるいは
一旦治るけど
薬をやめたらまた繰り返す
薬を使うのをやめると悪化する
ということで
結局、ずっと痔を繰り返し
いつまで
この薬を使い続けるんだろう?
となるわけです。
痔は排泄の結果です。
間違った排泄を直さなければ
いくら手術をしても
薬を使い続けても
何度でも痔を繰り返します。
だから
痔の根本治療は便通を直すこと。
私たちの外来では
痔を治すことよりも
便通を直すことを
まず始めてもらいます。
治療の第一歩は正しい排泄から。
それによって
結果として
痔の症状が良くなる
そんな考え方で治療をしています。
便通を直せば
痔が治ってしまうことも多いんです。
患者さんの感想です↓
知ったから
分かったから
出来ることもたくさんあります。
あなたのオシリにとって
良くないことを続けたら
間違った結果しか生まれません。
それが何か?
どうすればいいのか?
それを考え見つけて
指導するのが
私たちの役割だと思っています。
そして
行動するのは患者さん自身!
決して私たちじゃない。
だから
自分のオシリは自分で治すんです!
そんな風に
いつも患者さんに
お話ししています。
ちょっと変わった肛門科かもしれません
切らない痔治療の提案と
痔の原因となった便通を直すことを
患者さんに伝えて行きたいです


