手術中から
ずっと笑ってるんです

局所麻酔で手術したんですけど
肛門の周囲に麻酔するので
結構痛いんですよ

だからね
いつも患者さんに声をかけながら
呼吸を合わせながら
麻酔をするんですけど
本当にヒクヒク笑ってるんですよ。

院長「なんか楽しそうですね~。いや~、そんなに手術楽しみにしててくれたんや!嬉しいな~」
患者さん「ちゃいます。痛くて笑えてきました。ボク、緊張したら昔から笑ってしまうタチなんで~」
なんて
冗談言い合いながら
手術してるんですけど
麻酔が効いてからは
フツーに手術してたんです。
だけどね
手術当日の夜
ラブを連れて病室に回診に行ったら
部屋に入るなり笑い出す始末・・・。

術後の痛みも大したことなく
本当にお元気そう。
だって
おなか抱えて笑えるくらいですから

なんでそんなにおかしいのか聞いたら

と言われました

ん?

大阪のおばちゃん?

それは失礼でないかい?!
でも確かに
外来の診察の時も
女性患者さんから
「先生、むっちゃオモシロイ!まるで漫才師みたい!!」
って大笑いされたこともあったっけ・・・

なんせ
ここは肛門科。
話のネタは
すべて
下ネタです!!
便秘とか便

そんな言語は当たり前。
それだけですまない。
うんこ!

とか
ウンチ!

とか
糞詰まり!

とか
もうフツーに大声で言ってますから

上品ぶってても仕方ない

どんなに頑張っても
上品に出来ない
そんな仕事です。
いやいや
仕事のせいにしちゃあかんやろ!
と横から
院長のツッコミが
聞こえてきそうです

そう言えば
10年くらい前だったかな・・・
スッゴクべっぴんの患者さんが
「あ~、おけつがいたい!!」
って大声で言ってたなぁ。
そんな患者さんばっかりじゃないけど
ここに来たら
開放的になれますよ♪
どんなことでも
どんな形であれ
「笑える」って言うことは
すごく良いことだと思います

患者さんから言われたんです。
「こんなに心の底から笑ったのは久しぶりです」
って。
色々つらいことがあったようです。
オシリだけじゃなくて。
診察室から笑い声が響き渡る
そんな明るく楽しい肛門科です♪
診療所のセラピードッグ「ラブ」
クマになってみました
どう?
なかなかカワイイでしょ?

クマになってみました

どう?
なかなかカワイイでしょ?
