手術を受けて治った後も
定期的に
「術後検診」に来てもらっています。
院長と私で
検診の間隔や回数が違うのですが
私は基本的に自分の手術患者さんには
3ヶ月検診
6ヶ月検診
1年検診
と3回来てもらっています。
手術を受けてから
2ヶ月くらいで完治して
通院が必要なくなります。
そのあと
久々に検診に来られるのですが
また便秘してる患者さんがいるんです

あれほど手術の前に
手術の時に
手術のあとに
痔は排泄の結果だから
便通を直さなければ
また痔になる
手術しても痔は治るけど
便秘は直らないから
便秘の治療は
手術受けて痔が治った後も
ずっと続けないといけないよ
って
あれほど説明して
患者さんも激しく納得して
ちゃんと排泄管理を
自分で出来てたのに・・・
久々に来られると
また便秘・・・

うーん・・・
残念
「あんなにつらい思いして手術まで受けて治したんだから、ちゃんと便秘治療続けないと、また痔になりますよ。もう痔の手術受けたくないでしょ?」
と皮肉を込めて言うと
「えっ?ここの手術、全然痛くないし、入院して本当に楽しかったから、もう一度手術受けて入院しようかな~」

と真顔で返され
絶句してしまいました

マジですか?!
それならもっと痛く手術すれば良かったのかな・・・

なんて思いましたよ

痔の治療
死ぬほど痛い方が
もう二度と受けたくない

ってなるから
痔にならないように
ずっと便通に気を付けるのかもしれませんね

うちの診療所の手術が
痛みが少ないのも
入院生活が楽しいのも
実は患者さんにとって
良くないことなのかもしれません

診療所のセラピードッグ「ラブ」
私に抱っこして欲しいのに
娘が羽交い締めにしているので
うらめしそうに私を見つめるラブ
切ない顔
分かります?

私に抱っこして欲しいのに
娘が羽交い締めにしているので
うらめしそうに私を見つめるラブ

切ない顔
分かります?
