「犬がコワイ(>_<)」スタッフ | みのり先生の診察室

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5万人以上の「オシリ」を診察してきた
肛門科専門医の女医がつづる
お尻で悩める人へのメッセージ

昨日のブログに引き続き犬の話です。

実は・・・

うちのスタッフの中に犬が超苦手な人がいるんです^_^;

いや「苦手だった」と言った方がいいでしょうか^_^;

もうその苦手ぶりと言ったら・・・

そんじょそこらの「犬苦手」な人には負けてませんでしたよ(^0^;)

だってね

目が合うだけでもダメ

1メートル以内には近付けない

同じ部屋に犬がいるというだけで挙動不審になってる

手袋をしていたら犬に触れることは出来るけど素手では触れない


っていう状況でした(^0^;)

だいたい犬が苦手で犬がコワイという人って

犬に噛まれた経験があったり

犬に追いかけられてから怖くなってしまったりと

昔、犬にまつわるイヤな体験を持っている人が多いのですが

うちのスタッフは全くそのような経験もなし!

犬を飼った経験もなければ

自分だけでなく家族全員犬が苦手という家庭環境だそうで・・・^_^;

友人も犬が苦手なことを知っているから彼女の前では犬の話をしないし、犬を飼っていることすら話してないというほどの超犬苦手人間でした^_^;

うちの診療所に就職する時にもね

犬が苦手だからきっと採用されないだろう

って思っていたようです^_^;

そんなことで大切な人事を決めませんよ~(^0^;)

それにね

むしろ犬好きなスタッフばかりだったので彼女のような存在は必要だと思ったんです。

だって犬が苦手な人の気持ちを理解できますから。

私には分かりません。

犬好きなスタッフにも分かりません。

だから彼女の存在は貴重です。

でも犬ダメなので犬介在型診察犬介在型手術には彼女は入れません。

業務上、配置換えをして対応してきました。

ところが・・・

克服しちゃったんです^_^;

スタッフの手が足りなくて、どうしてもラブが居る診察室に入らなければならないことがあったんです。

ほんの数時間のことだったんですが、その数時間でラブに対する信頼が出来たのでしょうか。

近づいても吠えない
絶対に噛まない
おとなしく座っている


それでホッとしたようです。

そうしたら触ってみようかな・・・という気持ちになり、触るとフワフワであったかい感触。

かわいいけどコワイ(>_<)

って言っていたのが

かわいい(*^_^*)
こわくない!


に突然変化!

今ではすっかり大丈夫になりました(*^_^*)

その豹変ぶりにみんな驚嘆してましたね^_^;

それくらい本当に犬がダメだったんですよ。

でもね

大丈夫なのはラブだけなんですって^_^;

他の犬はコワイそうです^_^;

ラブのように全く吠えもせず、絶対に噛まず、やさしい犬ばかりではありませんからね^_^;

ラブだけは大丈夫なんです^_^;

そういう人、実は患者さんにも多いんですよ^_^;

ラブをかわいがってくださっている患者さんで

実は犬苦手なんですよ^_^;
でもラブちゃんだけは大丈夫なんです


と言っている人が時々おられます。

ラブには不思議な力が備わっているようです。

普通の犬にはない「何か」を持っています。

まさしくセラピードッグになるべくしてなったと言ってもいいかもしれません。

ラブは自分の「お役目」をしっかり果たしているようです。

とは言え、昨日のブログでも書きましたが

犬が苦手な人にとったら「ドッグセラピー」「セラピー」どころか「苦行」「恐怖体験」にしかなりません。

だから遠慮なくお申し出くださいね。

こちらからも確認するようにしますので、どうぞ気兼ねなくおっしゃってくださいね(*^_^*)

blog327

診療所のセラピードッグ「ラブ」
人にも犬にもコロンと転がって
おなかを見せるラブ^_^;
超犬苦手なスタッフも
こうしてラブを触れるようになりました(*^_^*)