「肛門は性器じゃない。だから排便以外の用途で使わないでね!」
そう。
肛門は便を出すところ。
毎日使う大切な排泄する場所です。
性器ではありません。
だから肛門性交(アナルセックス)をしないよう患者さんに指導します。
それを守るかどうか、守れるかどうかは患者さん次第です^_^;
昨日のブログでも書きましたが、肛門性交を繰り返すとオシリのしまりが悪くなって、ひどい人だと便が漏れるようになります。
肛門は一生使う大切な場所です。
どうか痛めつけないでくださいm(_ _)m
同性愛者の男性は、なかなか肛門性交をやめられない方が多いです。
「肛門性交(アナルセックス)をやめろ」というのは「同性愛者をやめろ」と言うに等しいですからね。
HIVのこともありますし、オシリのしまりのこともあります。
そのことを分かった上で、あとは自己責任で判断してもらっています。
私たち肛門科医の仕事は肛門の健康を守ることなので、肛門に悪いことはしないよう指導します。
診療所のセラピードッグ「ラブ」
必ずアイコンタクトを取るよう躾けます
「見て!」の合図でこっちを向きます
必ずアイコンタクトを取るよう躾けます
「見て!」の合図でこっちを向きます
肛門性交(アナルセックス)は同性愛者の男性に限ったことではりません。
パートナー(男性)から肛門性交を強要された女性も来られています。
当然、肛門性交(アナルセックス)をする習慣がないわけですから、挿入の時に肛門が裂けて、ひどい切れ痔(裂肛)を作って来られます(;。;)
痛みのあまり失神したケースもありました(;。;)
1回きりの肛門性交(アナルセックス)で尖圭コンジローマやHIVに感染している女性もおられます。
だから危険なんです。
もちろん、女性も肛門性交が常態化すると、オシリのしまりが悪くなります。
これは男性も女性も同じことです。
だから肛門性交(アナルセックス)はしないでくださいね。
もしやってしまったら、HIV検査を受けましょう。
HIVの検査は、感染してから陽性反応が出るまでにタイムラグがあります。
検査で陰性でも半年後にもう一度受けて下さい。
保健所などで無料で受けられますのでチェックしてくださいね。
肛門は性器ではありません。
排泄以外で使用しないでくださいね!
肛門性交はやめましょうね。
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