おしりのかゆみで来られる方も結構多いです。
痔なんて全然ないのに、かゆみだけあるっていう人が圧倒的に多いです。
イボ痔(痔核)などの痔病変が何もないけど、オシリがかゆいんです。
痔もつらいけど、オシリのかゆみって誰にも相談できなくて長年悩んでいる人が多いです。
皮膚科や婦人科を受診しても良くならないって来られる人も多いですね。
もちろん色々な肛門科を受診して、色々な治療をやってから私の外来に来られる方も多いです。
その中で、他の肛門科で「手術しないとかゆみは治らない」って言われている人がおられます。
ん???
痔なんてないのに???
一体どこを切るんだろう???
っていうケースもあれば、中に小さな内痔核があったり、ちょっとした皮膚のたるみや外痔核があるケースもあります。
そして本当に手術を受けちゃっている人も・・・
「手術してもかゆみが治らないんですよ」
と困った顔の患者さん。
そりゃそうです。
だってかゆみの原因が痔じゃなければ、手術してもかゆみは治りません。
ましてや痔じゃないのに手術を受ける必要はありません^_^;
診療所のセラピードッグ「ラブ」
生後1ヶ月から3ヶ月までが、
一番、性格形成と社会性を身に付ける時期です。
病気が怖いからといって、この間、家の中だけで育てることは避けます。
極力いろいろな人に触れて頂き、人間好きの犬に育てます。
色々な子犬・成犬と遊ばせ、犬の挨拶・犬社会の勉強をさせてやります。
(日本アニマルセラピー協会)
生後1ヶ月から3ヶ月までが、
一番、性格形成と社会性を身に付ける時期です。
病気が怖いからといって、この間、家の中だけで育てることは避けます。
極力いろいろな人に触れて頂き、人間好きの犬に育てます。
色々な子犬・成犬と遊ばせ、犬の挨拶・犬社会の勉強をさせてやります。
(日本アニマルセラピー協会)
中には立派な脱肛があって、中から内痔核が脱出して、その粘液で肛門周囲がベタベタしている人もいます。
その粘液で皮膚がただれてかゆいっていう人もいます。
それで手術を受けて脱肛を治したらかゆみがなくなる!
って期待して手術を受けた人もいました。
でも、脱肛は治ってもかゆみだけは全然なおらない・・・(;。;)
先生は「手術したらかゆみも治る」って言ったのに!!
となっちゃうわけです。
痔があるわけでもないし、何かにかぶれているわけでもない。
カビがあるわけでもない。
蕁麻疹とかアトピー性皮膚炎でもない。
だけどオシリがかゆい!
という病気を「肛門そう痒症」と言います。
これは皮膚病ではありません。
ましてや痔のせいでもありません。
だから痔の手術をしてもかゆみが治らなかったんです。
せっかく手術を受けたのに患者さんが治したいと思っている症状は取れなかったんです。
手術で治せるのは出来てしまった「痔病変」だけです。
その痔病変による症状は無くなるでしょう。
だけど治したいと思っている症状が痔によるものでなければ、手術してもその症状は治りません。
だからあなたが治したいと思っている症状が、手術によって本当に治るのか、よく先生に訊いて、自分の頭でも考えて、慎重に手術を検討してくださいね。
そのかゆみ、手術しても治りませんよ。
それを分かった上で受けて下さいね。