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15年間、たくさんの患者さんを診察していてずっと疑問に思って考えていたこと。
痔になる人とならない人、
何が違うんだろう?
肛門科をやっているわけですが、痔じゃないかと心配して、
痔ではない正常肛門の人もたくさん来るわけです。
出産すると痔になりやすい・・・
うちは痔家系だから・・・
座り仕事でずっと座ってると痔になるよね・・・
と、世間では言われているようですが、
そのどれもが違うということを診療を通して確信しました。
6人も子供産んでるのにキレイなオシリのおばあちゃんがいたり
出産経験がないのにひどい脱肛だったり
お母さんは痔じゃないのに娘さんは痔だったり
長時間座る仕事をしているのに痔になってない人もいる
長時間座ったら痔になるのであれば
座り仕事している人、みんな痔になっちゃいますよね(^_^;)
そんなことありえない。関係ない。
じゃあ何が違うの?
私はあることに気付きました。
痔になっている人に共通していること。
それは
「排泄がちゃんとできていない」ということ。
診察すると必ずと言っていいほど、肛門の中や奥に便があります。
しかもさっき排便したにもかかわらず・・・です。
そう、全部出てない、残ってるんです。
それ
「出口の便秘」
です。
だから
痔になりやすい体質があるのではなく
痔になりやすい習慣がある
ということ。
あなたはちゃんと排泄してますか?
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