新しいクリニックで、心救われたひとこと

　　次の生理が来たタイミングで、転院した。

 

山下真理子『最後の治療の日』

　転院した時、そのクリニックの受付にあった広告を見て、全てを反省した。

「悩み事があったら、まずはカウンセリングの相談を」

 

山下真理子『嫌な自分に気が付いた』

　特に変わった言葉でもなく、よくある文言。

　でも、たったその一言で、少し救われた気持ちになった。

「私だけじゃなかった」

　イライラして、うまくいかない原因のすべてを、自分以外の周りのせいにして

　八つ当たりして

　いい人間関係を築くどころか、人間関係を壊してしまい

　育休中のママ友や二人目もきっと難なく生むであろう友人たちに対して嫌味な発言をしてしまったり

　子育ての愚痴をインスタでつぶやくママ友を見て、「二人も子供がいるくせに」と逆に嫌な気持ちになり

　そうやって、心が蝕まれてしまっているのは、私だけじゃないんだ。

 

山下真理子『一人っ子でもいいかもな。』

山下真理子『待っていたのは「フライング地獄」』

　カウンセリングで心が救われる人もいるんだ

　なんだか、そんなふうに思った。

 

山下真理子『ふたりめ不妊治療は、コレがつらかった…！』