広告トラの巻 事務局長 奈 良 哲
お客を説得することなど出来ない、お客は動かしているものはもっといい加減な雰囲気のようなものであると考える人は、ある種の誠実さを欠いた人とも言えます。
消費者が貴塾を選ぶのか他塾を選ぶのか、その分かれ道にあるものは意外な程いい加減なものです。
確かなる根拠理由をもって塾選びをしている父母などほとんどいないと言っていいくらい少数です。貴塾が選ばれる時、貴塾を選んだ理由のほとんどは「なんとなくこの塾に入った」です。
これは少しも残念がることではなく、この「なんとなく」を貴塾の生徒募集上の最強の戦略にすれば、貴塾の生徒募集力は他塾を圧倒することになります。
つまり、生徒募集の戦略のベースに消費者の「理性・理解」ではなく消費者の「感情・イメージ」をおくのです。
「なんとなく」だから、生徒募集が難しいのではなく「なんとなく」だからこそ生徒募集に多くの広告戦略が必要とされ、広告の可能性が何倍にも広がります。
「なんとなく」を考えられる塾は、最強の塾になれます。