広告トラの巻 事務局長 奈 良 哲
理性と理解では入塾しない。感情とイメージで入塾する。
人を動かせる広告はすべて人の感情を土台にしている。
1 生徒募集では「はんとなく」ほど強いものはない。
生徒募集広告では書けば書くほど読まれずしつこく説明すればするほど、広告の反応が悪くなる、そう思われる塾長様もきっといらっしゃるはずです。
人間は理性に従って行動する。だから自塾の説明をしっかり読んで、自塾の良さが理解されれば必ず入塾してくれるはずだとお考えになるのは当然です。
しかし、事実はまったく異なります。根本的な問題として、広告では「消費者を説得する」ことはできません。また、そもそも広告は消費者を説得するものではありません。
一般的に「商売上手」と言われると人と「商売下手」と言われる人の決定的な違いは実はこの一点にあるのではないかと私自身は以前から思っています。
理解してもらえれば必ず客になってくれると思い込んでいる人は、生真面目である意味誠実な人です。