広告トラの巻 事務局長 奈良 哲
今、すべての業種が1年365日どうしたらよりきめ細やかなお客のニーズを汲み上げることができるのか必死に模索しています。
まして、圧倒的な少子化や個別指導塾・家庭教師派遣がマーケットの大きな部分を占めるようになった塾業界では、より個別的な塾へのニーズに対応することが緊急の課題になっていることは言うまでもありません。
相変わらず、塾の新年度では「今年は生徒の出足が早いとか遅いとか」マーケットを全く無視した無意味な情報が流れています。
確定申告で申告する人の出足が早いとか遅いというのは理解できます。納税は国民の義務ですから、それはあり得ることです。でも、いつから新年度になれば、子供たちが塾に入ることが家庭の義務になったのでしょう?
新年度には生徒が集まる、それもまた「塾の都合」「塾の勝手」以外のなにものでもありません。