石油情報センターが3日発表したレギュラーガソリン1リットルあたりの店頭価格(1日時点)の全国平均は、前週より0.2円高い150.8円だった。原油価格が高止まりしているのが原因で、値上がりは3週連続となった。

 米国経済の不透明感や、東日本大震災後の物流の混乱からの落ち着きを背景に、ガソリン価格は4月25日の152.7円をピークに5、6月は値下がり傾向だった。

 ホンダが1日発表した2011年4~6月期連結決算は、売上高が前年同期比27.4%減の1兆7145億円、純利益が同88.3%減の317億円だった。東日本大震災の影響で自動車生産は前年同期の5割にとどまったが、二輪事業は影響がなく黒字を確保した。

 ホンダは震災で不足した自動車用半導体「マイコン」の在庫が少なく、生産回復が遅れていたが、6月下旬からほぼ通常ペースに。年度後半は前年比25%増のペースで遅れを取り戻す。通期決算見通しは上方修正し、売上高は前回見通しより4千億円増の8兆7千億円、純利益は同350億円増の2300億円とした。

 三菱自動車が同日発表した11年4~6月期連結決算は、売上高が前年同期比7%増の4319億円、純利益は黒字転換して42億円。昨年発売のスポーツ用多目的車(SUV)のRVRの販売が海外で好調だった。生産拠点が中部地方以西にあり、震災からの回復が比較的早く増収増益だった。

 トヨタ自動車のインド法人は27日、生産能力を2013年までに現在のほぼ倍の年31万台に増やすと発表した。インドではスズキが乗用車市場の4割強を握り、トヨタは出遅れていたが、成長市場でシェアを広げるため積極策に出る。

 トヨタはインド南部カルナタカ州に2工場を持ち、現在の生産能力は合わせて年16万台。12年前半までに27億5千万ルピー(約49億円)を投じて年21万台に増やす計画だったが、さらに89億8千万ルピーをかけて現在のほぼ倍に引き上げる。

 インドで売れ筋の低価格車の投入が遅れたトヨタは、10年度のシェアが3%余りにとどまった。だが、昨年12月にインド向けに開発した低価格セダン「エティオス」(最安モデルで49万9千ルピー)、今年6月にはハッチバック版の「エティオス・リーバ」(同39万9千ルピー)を発売。6月にはシェアを6%超にまで上げている。