景気の先行きが不透明ななか、数千万円する超高級車が堅調な売れ行きを続けている。海外メーカー各社は最近、日本で新型車を相次いで発表した。

 伊ランボルギーニは、スポーツカー「アヴェンタドール」を発売した。かつての名車「カウンタック」の流れをくむ同社で最高性能の車で、羽根のように上に開くドアが特徴。軽量の炭素繊維の車体と700馬力のエンジンで、最高速度は時速350キロ、価格は税込み4100万2500円。多くの予約注文があり、納車まで1年半待ちという。

 F1レースで知られる英マクラーレン・オートモーティブもスポーツカー「MP4—12C」を発売。エンジンは600馬力、最高時速330キロで、価格は税込み2790万円。すでに55台の注文が入っている。

 英ロールスロイスは高級セダン「ゴースト」の後部座席を広げた仕様を発売した。前輪と後輪の間隔を17センチ広げており、後部座席にゆったり座れる。価格は税込み3495万円。アジア担当部長のポール・ハリス氏は「日本は非常に重要な市場で、アジアでもいち早く最新型の車を発売することにした」と語った。
 レギュラーガソリン1リットルあたりの全国平均の店頭価格(3日時点)は144.2円で、前週より1.0円下がった。値下がりは8週連続。石油情報センターが5日発表した。

 8月8日に直近の高値の150.8円を記録して以降、6.6円下がった。欧州の金融不安や米国経済の先行き不安から原油価格が下落したため。同センターは「今後も値下がり基調が続きそうだ」とみている。

 東日本大震災の影響で落ち込んでいた新車販売が回復しつつある。9月の国内販売台数(軽自動車を含む)は、前年同月比2.1%減の46万2192台。13カ月連続の減少だが、下げ幅は8月(22.4%減)より大幅に縮小した。生産回復で品不足がほぼ解消し、新型車投入の効果も出た。

 日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が3日発表した。

 軽自動車以外の車は、前年同月比1.7%増の31万3790台で、1年1カ月ぶりの増加。ハイブリッド車「プリウス」のワゴン版を5月に発売したトヨタ自動車(レクサスブランドを除く)は0.7%増、燃費性能を上げた小型車「デミオ」を6月に発売したマツダが8.4%増となった。