トヨタグループの関東自動車工業は18日、VIPの送迎車として知られる最高級乗用車「センチュリー」よりも、高級な「FSハイブリッドコンセプト」を発表した。12月3日から一般公開する東京モーターショーに試作車を出展する。

 皇族や富裕層御用達のセンチュリーは、生産工程の多くが手作業。関東自の東富士工場で1日約1台のペースで生産している。

 試作車は環境への配慮からハイブリッド車としたほか、もともと広かった後部座席をさらに広くするなどして高級感をアップ。
 ホンダは16日、家庭用電源などから充電できる電気自動車(EV)「フィットEV」を、ロサンゼルス自動車ショーで報道陣に公開した。2012年夏に日米で発売する。環境対応車として注目が集まるEVは、欧米勢も含めて競争がいっそう激しくなりそうだ。

 ホンダは1997年にEVを発売したものの、思うように売れずに撤退していた。15年ぶりの参入となるフィットEVは、フル充電すれば約198キロ走り、電力消費もライバル車より少ないという。米国では3万6625ドル(約282万円)の見込み。日本の価格は公表していない。

 マツダはこの日、新しいディーゼルエンジンを搭載したスポーツ用多目的車(SUV)「CX—5」を披露した。燃費は1リットルで18.6キロで、この技術を8割以上の車種に搭載するという。ショーの基調講演をした山内孝社長は「マツダはエンジンによる運転の楽しみを高め、優れた環境性能も提供する」とアピールした。

 トヨタ自動車は9日、洪水に伴う部品不足でとまっていたタイでの車両生産を21日から再開すると発表した。タイでの生産は10月10日からとまっていたが、代替部品の調達にめどがついた。

 また、国内で生産をとめつつある20車種のうち、ノアやクラウンなど少なくとも7車種の生産は、今週末から来週にかけて順次再開する方針。全車種の生産ペースが戻る国内生産の正常化は、年内を目指す考えを部品メーカーに伝えた。

 国内生産は10月24日から減産をはじめ、現在は計画比で2~3割低い。一部車種は11月初旬から生産をとめていた。