ホンダは16日、家庭用電源などから充電できる電気自動車(EV)「フィットEV」を、ロサンゼルス自動車ショーで報道陣に公開した。2012年夏に日米で発売する。環境対応車として注目が集まるEVは、欧米勢も含めて競争がいっそう激しくなりそうだ。

 ホンダは1997年にEVを発売したものの、思うように売れずに撤退していた。15年ぶりの参入となるフィットEVは、フル充電すれば約198キロ走り、電力消費もライバル車より少ないという。米国では3万6625ドル(約282万円)の見込み。日本の価格は公表していない。

 マツダはこの日、新しいディーゼルエンジンを搭載したスポーツ用多目的車(SUV)「CX—5」を披露した。燃費は1リットルで18.6キロで、この技術を8割以上の車種に搭載するという。ショーの基調講演をした山内孝社長は「マツダはエンジンによる運転の楽しみを高め、優れた環境性能も提供する」とアピールした。