カナダ在住者が遭遇した出来事や文化の違いを綴っています。
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日本に戻ってくる時の飛行機は満席でした。
そして搭乗前に繰り返されるアナウンス…
当機は満席で、持ち込み荷物が全て入りきらないことが予想されます…
持ち込み荷物を預け荷物にしていただける方は窓口までお申し出ください。
また持ち込み荷物のサイズを厳格化しておりますので、機内持ち込みができない場合があります…
そうなんです、最近の機内は満席&機内持ち込み荷物で荷物の置き場所がなくて、これが飛行機の遅延につながることも。
そんな状態でも「それ、持ち込み荷物サイズじゃないよね?」っていう荷物を抱えている人も結構いまして。
やーめーてー。
そして、機内では持ち込み荷物を自分で棚にあげられない人も。
なので、それ以降の乗客が奥に行けないんです。
自分であげられない荷物を持ち込むのは止めたほうがいいと思うんですが。
とはいえ、こればかりは身長や体格の違いもあるので、仕方がないですし。
通路側席の私、荷物整理係になってました。
CAさんもいるけど、人が全然足りてない!
そしてジャケットやコートを荷物棚に置いちゃう人が多くて、これのせいで荷物がおけない!
なので、一回下ろしてもらってスーツケースを載せた後に空いてるスペースにジャケットをおくっていう。
あと、機内持ち込みスーツケースって収納棚に平置きではなく縦置きが基本なんですけど、持ち込みサイズのくせに、縦置きにすると棚に収まらなくなる『エセ持ち込みサイズ』のスーツケースも多々ありまして。
もう、テトリス状態!
CAさんも、勿論、荷物整理をやってるけど、満席だと荷物が入らないから席につけない人がごった返して、CAさんが通路を通れないのです。
乗客が声掛けして、ある程度荷物をいれないと、終わらないんです。
荷物の上げ下げを手伝う人たちもいれば、先に座って「自分たちの荷物場所は確保できたから!」って感じでジャケットとか荷物で場所を占有しているのに何もしない人たちも結構います。
乗客なので他者の荷物の上げ下ろしを手伝う必要はないですし体力的にそれができない人もいるのでそれは構わないのですが、アナウンスが頻繁にはいっているにも関わらず、他者の荷物スペースを全く考慮しない荷物の置き方はやめてほしいなあ、と。
だって、全荷物が収まるまで、飛行機飛ばないんですけど!
カナダも日本も、空港は混んでました。
去年の夏とかはピアソン空港はセキュリティチェックに1時間超待ちとかもあったので、それを考えると処理速度事態はグッと改善された感じですが。日本に比べるとそれでもまだ遅い感じはします。
日本だと混んでいてもそれなりに列は進みますが、海外だと、列の進みが遅いことが多いです。
これから海外旅行に出る方に留意しておいてほしいことといえば:
- 事前に必要な情報を十分に確認しておくこと
- フライトの変更やキャンセルは日本より頻繁にあります
- 海外では航空会社のスタッフ不足で受付や問い合わせ窓口が開いていなかったり、開いていても少数のことがあります。問い合わせは電話のみなどもあるので、万が一の時の対応策を考えておく必要があります
- 万が一の場合、どこに連絡をいれたらいいかなども確認しておいてください
- 古い情報をあてにしないこと
- 短い期間でも状況が劇的に変化しているので、可能な限り、最新の情報を入手してください
- 特にコロナ前の感じで旅行に行くと危険!制限事項とか料金アップとか、かなり激しく変わってます
- チェックインは早めにすること
- webチェックインなどで早めにすることをお勧めします
- 空港には早めにいくこと
- 日本と違って交通機関は時間通りに来ません
- チェックインやセキュリテイチェックの処理時間も遅いことが多いです
- e-tichekt等はできればプリントアウトもしておく(ハードコピーを持っておく)
- スマホの充電残量が少ない時やネットの接続如何で表示が不安定になることがあります
- 航空会社のアプリでスマホに表示する搭乗券だと旅行後に消えてしまい、後からの確認が困難なことがあります
- 電話で問い合わせるときにe-ticketだと電話しながらチケット番号などを言うのが難しいことがあります
- 日本の免許失効や役所手続きなどで海外にいた期間を示すときに必要な場合があります
- 複数の航空会社を使う場合、荷物規定が異なることがあるので注意する
- 特に国際線と国内線とか。アライアンス枠ならオッケーだけど、そうでないならダメとか、結構ややこしいので、注意が必要です
- 持ち込み荷物は規定サイズを守ること
- 大きいと預け荷物にされてしまう可能性があります
- 預け荷物は規定サイズを守ること
- 規定容量を超えていると自動荷物受付時にベルトコンベアが作動しません
- 預け荷物には目立つ印をつけておくこと(スーツケースバンドなど)
- 紛失時にどういうにスーツケースなのか説明できるようにしておく
- 生活必需品などは持ち込み荷物にいれること(ロストバゲージ時に何日か対応できる程度)
- ジャケットやコートは小さくまとまるものや、座席においても大丈夫なものを推奨(棚に載せようとしてもスペースがない可能性も)
- 急に寒くなったり暖かくなったりするので、気温変化に対応できる準備を
- 地域によっては、1日で気温が20度くらい変わることがあります
- 種類の異なるクレカが2枚あるといいかも
- たまにビザかマスターのどちらかが使えないことがあります
- 盗難・紛失時の時には手間も増えちゃうので、一長一短です
例えば空港によってはほぼ自動になっているところもあって、問合せしたくても窓口がないってこともあります。
またチェックインも荷物を預けるのも全て自動だったり。
係員がいても混みすぎて訊けなかったり。
そうなると、問題に出くわすと立ち往生してしまいます。
例えば、荷物を預けるのに、荷物タグをプリントアウトしてベルトコンベアに自分で載せるのですが、規定の重さを超えているとベルトコンベアが動いてくれません。
でも動かない理由が明確に表示される訳ではないので、自分で何が原因なのかを判断しないといけないっていう。
単にそのベルトコンベアが壊れている可能性もありますし。
こえええええええ。
旅行時には、前もって、極力、不安定要素を排除しておいたほうがいいです。
例え備えても、天候とかエンジントラブルとかで遅延とかキャンセルとか起きるんですが。
なので、トラブルが起きた時の不測の事態にある程度は備えておく必要があります。
そういえば、今回、スーツケースにスーツケースバンドをつけておいたのですが、なくなってました…
黒のスーツケースでよくあるタイプなので目立つように黄色いスーツケースバンドをつけていたのに、出てきたときにはついていませんでした。
ショボーン。
高価なものや、なくしたらダメージが大きいものは、持って行かないことも大事かもしれません。