カナダ在住者が遭遇した出来事や文化の違いを綴っています。
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日本に戻ってくる時、飛行機の隣の席の人が…
- 食事時にアルコールをがぶ飲み(らっぱ飲み)
- 寝るときに顔をこちらに向けて寝る(他者の顔が隣にあるって気持ち悪すぎる)
- アームレストを飛び越して腕を伸ばしてくる
- 足も隣席である私のスペースに伸ばしてくる
- マスクなしで咳込む
- 変な音を喉から出す
- 食事がクチャラー
とういう感じでした。
なので、航空時間がとても辛かったです。
その隣の席の人のさらに隣は息子か孫とおぼしき男の子が乗っていて、足や手はそちらに伸ばせばいいと思うんですが、何故かこっちに伸ばしてくる…
そして寝るときにこちらに顔を向けるのは気持ち悪すぎて恐怖の域!
こっちに傾かないように必死でまくらを立てて防御してました。
ポイズン。
極めつけはその人がトイレに行くときに…
イヤホンをブチ切りされて紛失された!
(画面に接続していたイヤホンに接触してそのまま床に落としたか、ひっかけて、その人が通り過ぎた後、なくなってたんです)
眼鏡ケースを床に落とされた!
(前方の収納ポケットに入れていたのにぶち当たられて床に落とされ、必死で探してみつかりました)
テーブルを出していたわけではないし、通路側の私は席を立ってスペースをあけたので、行き来にはそれなりのゆとりがあったはずなんです。
それなのにぶち当たって紛失させたり、床に落とされるっていう…。ポイズン。
イヤホンも前の画面にぶら下がっている状態で、通行を阻むものじゃなかったんです。
なのに接触されて紛失されてしまうという。
マジかー。
イヤホンは航空会社が搭乗時に配ってくれるものだったので、紛失されても金銭的ダメージはなかったのですが。
でもイヤホンがなくなったので、その後、映画がみられず。
『イヤホン、持ってきて欲しいなあ』と添乗員さんの呼び出しボタンを押したのですが、来てくれず。
(期待していなかったので想定内。だってエアカナダだもん!)
床下に落とされた眼鏡ケースがみつかったのはよかったですが。
眼鏡ケースが床下に落ちて音がしたのに、落とした当人の隣席人は、眼鏡ケースを落としたことにもイヤホンをひっかけて消失させたことにも気が付かず、そのままトイレに行ってしまったという…
機内の酔っ払いと注意散漫って、タチが悪いなあと。
隣の席の人がここまでハズレだったのは、しんどい!
相手が酔っぱらっていたので話をする気にもなりませんし、いろいろ気持ち悪くて。
飛行機は満席だし、席を変えてもらうことはできません。
約13時間のフライトが地獄と化していました。
飛行機って閉鎖空間なので、隣席の当たりハズレって大きいよなあ、と思った出来事でした。
自分の場合、長時間フライトでは、可能な限り通路側の席を取ります。
そして真ん中、窓際の人がトイレに行きたい時は、次のパターンがあります:
- 通路側の人(私)がトイレに立った時のタイミングにあわせてトイレに行く人
- 自分のタイミングでトイレに行く人
- 全く行かない人(他人事ながら心配になります)
トイレって生理現象なので、自分のタイミングでトイレに行くのは構わないのですが。
この自分のトイレのタイミングで行く人の中にも、パターンがあります:
- 隣席が起きている間に行こうとする人
- 隣席(通路側や真ん中席)が睡眠中でも、その人を起こして行こうとする人
- 食事中に行こうとする人
- シートベルトサインがついていても行こうとする人
長時間フライトだと隣席の人が寝てしまうことはあり得るので、トイレのために隣席を起こすことになっても仕方がないと個人的には思ってます。実際に何度か起こされています。
膀胱の健康大事ですし。機内で漏らしたら、人間としての尊厳を失いますし。
一方で、機内の食事の時間は、ある程度、見当がつくので、食事前後や食事中はカートが出入りするので食事時間にはトイレに立たないのが基本的マナーだと思うのですが。
特に、既にテーブルを出して食事をしている時点で、窓際の人がトイレに席を立とうとすると、席を立つ本人ではなく、スペースを空けないといけない側が苦労するんですよね。
過去に何度か食事中にトイレに席を立つ人がいました。食後とかではなく、食事中に!
これは正直、「マジかッ!?」と思いました。
飲食物がテーブルから落ちやすくなりますし、安全面でもよろしくないですし。
正直、大迷惑!
病気などの理由や体調不良でトイレに行かなくてはいけない人とかならわかるのですが、それまで座っていてトイレのチャンスはあっただろうに、「食事中にトイレに立つって何なの?」的な。
機内食でお腹の調子が崩れた感じでもなく。
ただ単に「自分が行きたいから行く」的な。
少数派とはいえ、一定数いるんですよね…。
見知らぬ他人と乗りあうので、飛行機内を快適に過ごしたいなら、ビジネスクラスとかに乗るべきなのかもしれません。
でも、守銭奴としてはエコノミーとビジネスクラスの値段の差って大きすぎると思うんです。
だって、着く時間は同じじゃないですか。
なのにエコノミーとビジネスって国際線だと数十万円違うので。
それなら、その金額で美味しいものを食べたいです。
「ビジネスクラスも特権意識の横柄な客がいるので、距離は取れるが快適さはそれほどでもない」という声もあったり。
飛行機で快適さを求めるならプライベートジェットとかなんでしょうか。
↑地球環境的に迷惑ですけど。
飛行機という閉鎖空間であるからこそ、他者への寛容な気持ちが大事なのかもしれません。
とはいえ、今回は、隣席の人の気持ち悪さが先だってしまって、ゾワゾワしました。
寛容になるどころか、呪いの言葉を吐きたい気持ちでした。
一人旅だと隣席がいつも見知らぬ他人なので、そういうところでのリスクって高い気がします。
隣が家族や友人だと、少なからずもっと安心感がある気がします。
自分も隣席の迷惑にならないように気をつけたいと思います。
コロナの渡航規制はなくなったものの、コロナウイルスは消えた訳ではなく。
飛行機の中って感染しやすい場のひとつだと思うのですが、マスクをしている人のほうが少なくて。
さらに咳き込む人も結構いて。
マスクは機内の乾燥から喉や鼻の粘膜を守ってくれるので、それなりに効果はあると思うのですが。
これから旅行に行かれる方は、お気をつけて!