続きものとなっております。

日本で、気になった事。

それは、かなりの確率で遭遇する香水や柔軟剤の激臭の人々!

目や喉や鼻が痛くなるレベル、頭痛がするレベルの人、多しッ!

でも激臭を放ってる人たちって嗅覚疲労に陥ってるので、自分の激臭に気がつかないらしく。

臭いだけでなく化学物質を放っている訳なので、単なる香害ではなく、ガチに公害な訳ですが。

 

香害の被害を訴える人たちがいて、それなりに認識も浸透していると思っていたのですが、テレビCMでは変わらずガンガン広告していて、これでは自覚症状が出ない、または気づかない人たちは、知らずに使い続けるのだろうなあ、と。

「香り長持ち!」とか謳われると、「その香りを長持ちさせる為にどの化学物質を使っているか挙げろ!」と思ってしまいます。

 

残香性の高い商品に対して、特に規制もありませんし、使っている人たちは、その激臭に平気な人たちなので、いつまで経っても気づかないでしょうし。

嗅覚麻痺を起こしてるので、さらに使用用量を増し増しにして、激臭を増加させることもしてしまいそうですし。

 

化学物質は身体によくありませんから、おそらく、健康上にそれなりに不具合が出ていると思うのですが。

香料や化学合成物質が喘息や呼吸系に問題を起こす可能性を示唆したレポートも数多くありますし。

頭痛、喘息や咳、喉の痛みって、風邪やコロナの症状に似ているので、こういったコロナ禍ではますます自覚症状を認識しにくいのだろうなあ、と。

 

そして激臭を放つ幼児達が多くて驚きました。数メートル先からでも臭いがわかる強烈さ。子供は香水を使わないと思うので、柔軟剤なのかなあ?

洗剤や柔軟剤や殺菌剤が子供の喘息やアレルギー症状を齎すというレポートがあるのですが、日本では認識として浸透していないのかなあ?

舌に苦味を感じるくらいの激臭を放っている幼児達に遭遇しました。

そして親の方はというと、目と鼻が痛くなるほど、臭いという。涙が出ちゃう!

柔軟剤x香水x何か訳がわからない激臭。

電車内なら移動できますが、飲食店で後で入店されたら、まさに食の楽しみを奪われることに。

そしてこういった激臭を放つ人に家を訪問されると、換気が大変で、冬なのに窓を開けなくてはいかなくなるという大惨事。

でも、本人は自覚がないので困ります。

「あなたは臭いので入らないでください」と言えたら楽なのですが。

実家だと実家の付き合いがあるので、私が言うわけにもいかず。

でも、その人が帰ったら、速攻、換気はしました。(*゚▽゚)ノ

 

正直、あそこまで激臭を漂わせている人たちがいるのは、異常だと思います。

激臭に包まれている人たちは嗅覚疲労を起こしているので、自分たちが臭いという自覚がない訳で。

そして身だしなみに気をつけてるタイプの人が多いと思うのですが、実際には激臭者。

 

怖いのが、激臭の人が近くにいただけで、その臭いが自分のマスクや服につきます。しかも取れにくい!

マスクしていても感じる激臭って怖い。

治安がよくて衛生観念も高い日本なのに、化学物質テロに遭遇している気分になりました。

すぐに死には至らないけど、じわじわいたぶられるタイプの苦痛で。

さらに激臭者に加害者の自覚が全くないことも厄介だなあ、と思いました。

 

山形大学環境保全センター掲載の「化学物質過敏症」によると

主な症状は:

  • のどの痛み、味がわからない
  • 目の痛み・かゆみ、目がチカチカする
  • めまい、ふらつき、耳鳴り
  • 頭痛、疲れやすい、冷や汗
  • 不眠、不安、うつ症状
  • 吐き気、気持ちが悪い など
これってコロナ禍で多くの人が陥った症状で、コロナ鬱のように扱われていましたが、リモートワークで部屋干しで柔軟剤の化学物質に長時間さらされて、具合が悪くなったりした人もかなり含まれているんじゃないでしょうか?
 

基本的対策は:
1.汚染原因となる化学薬剤系の生活用品の利用を少なくする。
2.室内から汚染物質を排出する。(定期的な換気など)
3.身体に異常を感じたらその場から速やかに離れる。

 

残香性の高い製品(香害要素の高い製品)を規制してくれやああああああッ!って思います。

根源を絶ってくれないと、よくなるものもよくならないわーッ!

 

カナダだと健康被害として懸念してくれる印象ですが(実際、職場では臭いの強いものを使わないようにしてくれている)、日本だと香害を感じる人たちが「面倒臭い」扱いをされている印象を受けます。

化学物質は微弱毒物ですから、体内蓄積するとロクなことはないです。

化学物質過敏症候群って、ある日、突然なるので、誰にでも起こり得ます。他人事ではないのですが。

そういう部分で、人の健康より、企業の利益が優先されている部分はまだまだあるなあ、と。

あと、残香性の製品が野放しになっている問題より、香りに反応している人たちを「面倒くさい」「神経質すぎ」と扱う傾向にもびっくりしました。

いや、これって健康被害ですから!

しっかりした対策があって然るべき事ですけど。

 

という訳で、日本で帰国して驚いたのが、激臭を纏う人たちでした。

しかも3年前より酷くなってることに驚きました。

香害に関しての啓蒙活動も行われているのに、ガン無視なのかあ、と驚いたことのひとつでもあります。

マナーの権化のような国の日本なのに、海外では健康被害として認識されているものに対してはユルユルだったり。

健康意識が高いようで実は低いのかな?と意外に思ったのでした。

 

 

↓3年前の帰国時も臭いなあ、と思ってましたが、3年前より酷くなっているような?