カナダ在住者が遭遇した出来事や文化の違いを綴っています。

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私自身はカナダの高校から大学に行ってないので、人から聞いた話となります。

記述に間違いがあるかもしれませんので、あらかじめご了承ください。

この記事は続きものとなっております。

 

カナダも親に出してもらう人、自分で州の支援プロフラムに申し込む人と様々です。 

オンタリオ州の場合はオンタリオ州学生支援プログラム(OSAP)があります。 

これは学生ローンと助成金を組み合わせた支援プログラム。 

また成績優秀者対象に奨学金もあります。 

オンタリオ州のフルタイム学生の過半数がOSAPを利用しているそうです。 

(カナダは州によって教育システムが異なります) 

 

こういった支援プログラムがあるのはよいことだと思うのですが、高校から大学に入るのは大抵18歳前後なので お金を借りるのがどういうことなのか、利息を含めて返済合計金額がいくらになるのか、返済の目処をつける方法とか、 本当に知っておいてもらいたいです。 日本でもカナダでもファイナンシャルプランを立てられない人も多いが現実なので。 利息の恐ろしさと返済のプレッシャー、知っておいてーッ! 

 

2コマ目、4コマ目のような人たちもいますが、正直、育った環境の中で資金繰りを学べたか否かで大きく違ってくるように思います。こういう人たちは、社会に出てもこまめにファイナンシャルプランとか見直しているので。

 

大学や学部にもよりますが、カナダの大学授業費は高騰していて、特にトロント大学は高いです。 

人気のある学科だとその上がりっぷりも凄くて、留学生なんて8倍(!)程度の料金を払うことになるのに 留学生枠は早々に締め切られるほどの人気ぶり。特にアメリカの治安や政治を考えると留学生もカナダに来たがるので。 

カナダ人で州在住者である場合は、州立大学の授業料の標準額は日本の公立大学くらいのお値段な感じ。 

しかし、大学と学部によってお値段跳ね上がります。 そして値上がりスピード早い! 

トロント大学は州立大学なのですが他大学より高いです。 

日本も理数系などは高い傾向にありますが、カナダのほうが、顕著に需要と供給のルールがあるように思います。 

マギル大学(ケベック州)も留学生料金(交換留学ではなくガチな方の留学)がえげつないです。 

同じオンタリオ州でもヨーク大学やライアーソン大学だと留学生料金はそこまで高くありません。

留学生料金、大学によってめちゃくちゃ違うので、留学を考えている方は、お気をつけて! 

 

さらにトロントの場合、不動産高騰で学生用の安価な物件も殆どありません。 

かつては大学入学のタイミングでシェアハウスなどで学生同士が住むのが一般的だったのですが、 家賃が上がりすぎて、実家から出ない人たちも増えてます。 

 

進学ってお金がかかるよなあ、としみじみ思います。 

 

これから大学生になる人がしっかり学び遊べますように! 

コロナ、早く終息してーッ!

 

続きます。

 

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