いやあ、アマゾンのオススメ商品に
自分の書いた原稿の載ってる書籍が並べられると、
なんとも言えず嬉しいもんですな、としみじみ思っていたのですが。
あれ?
もしかして、
これブログで宣伝してなくね!!?
と気づいたので、宣伝します。
レジデントノート12月号
「その抗菌薬、本当に必要ですか?」
の「小児感染症のChoosing wisely」に
僕の書いたスペシャルな原稿が掲載されております!
(ちなみに、もう次の1月号が発売されてます)
自分的には思いの丈を詰め込みまくった思い出深い原稿ですが、
他の項を担当されている先生方が
スーパーウルトラスペシャリストな先生方だらけなので、
結構ヒヤヒヤしながら書いたのを覚えております。
スーパーウルトラスペシャリストの先生方の原稿をみていると、
みんな、単純なhow toや一元論を語るわけではなく、
principleを中心に語っておられるわけです。
そのへん、やはりみなさまガサスなわけであります。
ひるがえるに、僕のを読み返してみると、
僕のはprincipleではなく、mind中心なんですよね。
英語でmindと書くとかっこいいですが、
和訳すると、まあ精神論ですよ。
高校野球か!!
(北先生もmind中心でしたが)
そういえば、IDATENで抗菌薬適正使用の講演させてもらったときにも、
「怠惰なマインドは伝染する」だの、
「自分で動かないと下はついてこない」だの、
精神論一本で攻めていきました。
医局でグラム染色の講演させてもらったときも、
結論は「細菌検査室へ行け!」でしたね。
国見高校か!!
きっと、理想の医療をprincipleではなくmindに求めるのは、
僕の傾向、もっというと性癖なんだな、きっと。
と実感しました。
論文でも、「それはあなたの精神論ですよね」的な
(そこまで直接的じゃないですが)査読をよく受けたりして、
こりゃあ良し悪しなのですが、
まあ、これからもマインドにうったえかけるドクターとして
やっていこうかなと思っております。