カーポートが欲しいんですよね。その3 | ドリハロ。の超独り言日記アメブロ編

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もともとHP「ドリハロ。の部屋」でブログをやってますが、2011年7月15日よりこちらにも進出いたしました。よろしくお願いします(^^)/

現在、

カーポートの購入と設置を検討中です。

という事で、

職場の知り合い繋がりで運良く工務店を紹介してもらえる流れになり、


先日、工務店の方と現地調査をしてもらい、

相談をしてきました。

で、結果ですが、


結論として、

「現状ではカーポートの建設は厳しい」

との事です。

これは工務店が悪いわけでは無く、

法律上の問題で、今の家と敷地の状態が、

新たな工事をする為の「建築確認申請」自体が通せないとのこと。


2025年4月に建築基準法が改正されたのは自分も知っていましたが、

それに関わらず自分の地域が「準防火地域」で、

その時点でカーポートを建築する際には

「建築確認申請が必要」である事は分かっていたので、

今回法律に基づききちんと相談しようとした

(隣家DQNに万が一言いがかり付けられても返り討ち出来るように)

のですが、「建設が出来ない」状況になるとは思っていませんでした。


自分の今住んでいる家の築年数は50年程です。

当時の建築基準法では、

「建築確認申請」は実施するのですが、

建築後の「完成検査実施」後、

「検査済証の発行」は省略される事も多かったらしく、

もしかしたら完成検査自体省略されているかもしれないそうです。


自分の家も以前住んでいた施主から受け取った書類には、

「検査済証」がありませんでした。

その為、今現在カーポートを建て替えようとすると、

現在の法律では、

建築確認申請時に、

家の「検査済証」も必須になっているとの事。

この書類が無い為、そもそも工事が出来ないという状況です。

建築確認申請時、建ぺい率や容積率等を計算する際、

敷地の図面、家の面積、容積も関係する為、

今ある建築物が違法建築ではない事が前提条件。

それが証明出来ない以上、建築確認申請すら出来ない状態という訳です。


悪質な業者の場合はそれでも「建て逃げ」してしまう事もあるそうで、

後から付近住民の通報で撤去命令が出るパターンもあるとの事。

それは流石にダメージ大き過ぎる(笑)


今回相談した工務店は社長(1級建築士)の方が来てくださり、

法改正についての説明や、必要書類確認の段階で、

必要書類が揃っていない為着工が出来ないという結論です。

法令違反だと業者も施主も罰則があるので、

これは仕方がない。


もしそれでもカーポートを建てたいと言うのなら、

最悪は家を一度解体、新築で建て直し、

その際に外構も含めて新規で建築確認申請を出す方法になってしまいます。


そうなるというならば、

どうせなら隣人ガチャでハズレ引いているというのも有って、

他の土地買って、新築した方が早いし良いでしょう(笑)


現実的にちょっと今の自分には無理有るけど。


一応今ネットで古い家でもリフォーム出来る方法が無いか、

完成検査証の代わりになる「証明書類」が無いかどうか探しています。

調べたら、

「台帳記載事項証明書」

というものや、

「法適用状況調査報告書」

があるようですが、

一度市役所の建築指導課に行かないといけないようですね。


検査済証が無いと、

「家の中のリフォーム」も場合によって不可能なようですので。

これは流石に素人じゃ理解出来ていない部分だったので、

こういう話を聞けただけでも今回は収穫ということで良かったです。

ということで、

現状ではカーポート建築が出来ませんが、

プロの方に相談出来る機会があった事は良かったです。