340 【全国学力テスト】正答率を発表、国語と算数・数学で下降を読み解く | おうち英語と中受の備忘録

おうち英語と中受の備忘録

【娘っ子と英語】
1〜3歳
職場の託児所に外国人家族が多数おり、自然と英語のおしゃべりと英字絵本などの多読を開始。
4〜6歳
モンテ幼稚園入園。英語は動画や音楽・絵本がメイン。
海外サーバーにて英語チャット。園の外部英語講師に英語早期教育を勧められる。

先日、文部科学省から発表された【全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)】の結果が報じられました。特に目を引いたのは、「国語と算数・数学の正答率が下降した」という見出しです。

こうした報道を見て、「最近の子どもは学力が下がっている」と感じた方も多いかもしれません。しかし、果たしてそれは本当に“事実”なのでしょうか。僕にはひとつ、大きな疑問があります。

【年々広がる学習範囲と求められる力】

全国学力テストの設問内容をたどっていくと、ここ数年、思考力・表現力を問う記述式問題の割合が増えています。いわゆる“教科書の内容を覚えれば解ける”問題から、“考えて表現する”問題へのシフトです。

これは、現代の社会に求められる資質・能力に対応するための流れであり、当然といえば当然の方向性です。

また、学習指導要領の改訂によって、親世代が小学生だった頃に比べて、学ぶ内容や量は明らかに増えています。たとえば、英語教育の早期化、プログラミング的思考、探究的な学び――いずれも昭和・平成初期には見られなかった要素です。

 

【「正答率の低下=学力低下」ではない】

ここで考えるべきは、「正答率が下がった」という事実が、本当に「学力が下がった」ことを意味しているのか、という点です。

難易度が上がった問題で正答率が下がるのは当然のことです。テストは相対的な評価ツールではなく、年度ごとの“別物”です。したがって、過去の結果と単純比較して「学力が落ちた」と断ずるのは早計です。

むしろ、現代の子どもたちは、より複雑で多様な課題に取り組まされている分、単純な正答率では測れない力――情報を取捨選択する力、自分の考えを筋道立てて伝える力などを求められています。

 

【真に問うべきは「何を学んだか」「どう学んだか」】

大切なのは、テストの結果に一喜一憂することではなく、子どもたちが“何を考え、どう学んだか”を丁寧に見つめ直すことです。

テストの平均点や正答率はひとつの目安であり、それ自体に大きな意味があるわけではありません。むしろ、低い正答率の中にも、粘り強く考える姿勢や、論理的に説明する力の片鱗が見られるなら、それは未来につながる価値のある学びです。

 

【まとめ】
全国学力テストの結果を報じる際、「正答率が下がった=学力が下がった」という短絡的な見方は避けるべきです。
社会の変化とともに、学びの中身も大きく変化しています。

むしろ、今の子どもたちが置かれている学習環境は、かつてよりも多様で高負荷なものであることを踏まえ、「正答率の数字だけでは測れない学力」について、私たち大人も目を向ける必要があるのかなと思っています。

 

参考になれば・・・

 

 

でわ

 

 

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