299 カラープリントテストができなくても心配しすぎないで──中学受験との距離感を見極める | おうち英語と中受の備忘録

おうち英語と中受の備忘録

【娘っ子と英語】
1〜3歳
職場の託児所に外国人家族が多数おり、自然と英語のおしゃべりと英字絵本などの多読を開始。
4〜6歳
モンテ幼稚園入園。英語は動画や音楽・絵本がメイン。
海外サーバーにて英語チャット。園の外部英語講師に英語早期教育を勧められる。

 

以前から書かせてもらっている「オンライン報告会」(グループ分けしてありますので是非)などで、中受をターゲットにしたメンバーから小学校で行われているカラプリテストの出来について相談を受けるケースが多いです。

今回は

「カラープリントテストができなくても心配しすぎないで──中学受験との距離感を見極める」と題して書きたいと思います。

 

小学校では定期的に実施されるカラープリント形式のテスト。色刷りで見やすく、単元ごとの確認としては手軽で有効です。しかし中学受験を目指す家庭にとって、これらのテストが「どれほど重要か」と言われれば、正直その関係性はかなり限定的です。

 

もちろん、できないよりはできた方がいい。基本だししっかりやらないと・・・ただ、それを過度に重視することは、本来目指すべき力――中学受験に必要な「応用力」や「思考力」とは、方向がずれてしまうこともあります。

 

【1. カラプリテストは中受の指標にはなりにくい】

 

カラープリントのテストは、教科書に準拠した非常に限定的な範囲・形式で出題されます。いわば「確認テスト」であり、授業中に黒板で扱った問題の確認レベルのものが多いのが実情です。

 

一方、中学受験で問われるのは「習ったことをどう組み合わせて解決するか」「条件の多い文章題をどう処理するか」といった、より高次な力。

つまり、カラプリテストができたからといって中学受験に通用するわけではなく、逆に多少できなくても、それだけで受験が危うくなるわけでもありません。

 

【2. 「基礎ができてないから」と不安になる必要はない】

 

カラプリテストでのミスに対して「こんな基本もできていない」と焦る声を耳にします。確かに、計算の手順ミスや漢字の覚え間違いなど、気になる部分はあるかもしれません。

 

ですが、中学受験の現場で求められる「基礎」と、学校のテストでいう「基礎」にはズレがあります。受験用の教材で日々学んでいる子どもたちにとっては、学校の進度や扱う内容が物足りなく感じられることもあり、結果として集中力が続かなかったり、ケアレスミスが出ることもあります。

 

そうした背景を理解せずに、学校のテストの点数だけを切り取って「基礎力がない」と判断するのは早計です。

 

【3. カラプリの点数に振り回されないために】

 

カラープリントで点が取れないことに、必要以上に親が反応してしまうと、子どもにとっては「自分はできない」と思い込むきっかけになりかねません。

 

受験対策として別のカリキュラムで進んでいる子は、むしろ「学校の単元とずれている」状態が普通で、忘れていたり抜けが出ていても不自然ではありません。それをその都度補っていくのが家庭学習の役割です。

 

「このテストは単元確認、模試は実力判断」というように、評価の意味合いを整理しておくと、親の見る目にも落ち着きが出てきます。

 

【4. 大事なのは「何ができるようになっているか」】

 

中学受験に向けて求められるのは、単純な正答数や満点率ではなく、「考える習慣」「あきらめずに試行錯誤する力」です。カラプリでの得点が仮に低くても、それは「そのときの単元をあまり触れていなかった」などの外的要因であることも少なくありません。

 

「そのあとフォローできるか」「必要に応じて立て直せるか」の方がはるかに重要で、むしろ親はそちらに意識を向けるべきです。

 

【まとめ】

 

学校で出されるカラープリントテストは、あくまで授業理解の目安であって、中学受験の合否に直接つながるものではありません。できたかどうかに一喜一憂せず、「受験に向けて必要な力がどう育っているか」を見る方が、ずっと意味のある視点になります。余りカラプリを必死にやったところで流れが崩れてしまい、大事とされる基礎が身についた頃には、大事なシーズンは終わってしまって・・・なんてこともありますからね。

そもそも小学校と受験の2つ、下手すれば他の活動も入れた3つの活動の中で、取りこぼしはある前提で進むのも大事かと思います。誰だって大変ですよね。

 

大事にしすぎると、本来注ぐべきリソースがずれてしまう――そのことに気づいたうえで、冷静に使い分けていくのが賢いやり方かなと思います。

参考になれば・・・

 

 

でわ

 

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