埋没法をする時に注意が必要なまぶた | なにわの美容外科医 ☆なんでも 快・魁・回想録☆

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こんにちは大阪京橋の美容外科

こまちくりにっく 院長の藤本です。

 

今回は、二重の埋没法についてお話します。

 

埋没法は患者さんにとっても、医師にとっても入門編の施術です。

 

最初の美容外科手術が埋没法って人は多いんじゃないでしょうか?

そのため、施術方法やクリニック選びの情報収集が甘く、よくわからないところで施術して後悔している人もよく見かけます。

 

医師にとっても入門編と書いたように、形成外科医・美容外科医になって1年も経たないけど埋没法をしている先生はたくさんいます。

 

ご安心ください。埋没法手技が簡便なので、不慣れな先生でも7割以上は目標のラインで仕上がります。あとはこの率を上げるのに経験値が必要なのです。

 

では、上手くいきにくいまぶたってどんな瞼でしょう?

 

・見開きに左右差がある人

→本当は切開して挙筋前転をすすめたいのですが、どうしも埋没で幅を揃えたいとう方がいます。その場合は留める高さを調節してあわせます。

 

・一重でまぶたの皮膚が黒目にかかっていて、眉毛をあげてみている人

→二重にすると眉をあげなくても見えやすくなるので、眉がさがってきます。そうするとシミュレーションした幅より細くなってしまします。実際、慣れてくるとある程度予測はできるのですが、正確な判断は難しいですね。

 

・まぶたが分厚い人

→幅広いデザインにすると折り返りが厚くなり不自然な食い込んだ目になります。しっかりとシミュレーションで説明しないと患者さんの満足度がさがります。

 

・まぶたの厚みに左右差がある人

→折り返り方の厚みが変わるので、全くの対称なまぶたは難しいです。いかに違和感が少ないデザインにするかが大切です。固定の強さを変えると揃うこともあります。

厚みの違う方の多くは眉の高さが違いまぶたの厚み感が違ってきています。そんな時は、ブローリフトすると厚みがそろうのですが、、、埋没希望の方は手術を選ばれませんよね。

 

・皮膚がかなり余っている人(腫れぼったいのではなく高齢の方のたるみ)

→これも皮膚切除をしてたるみをとるのがベストなのですが、埋没を希望される方が大勢おられます。折り返りが深くなるので不自然になりやすく目尻は押し込めないのでたるみ感が残ります。幅に欲をださないのがいいと思います。

 

・全切開したけど埋没で幅を広げたい人

→切開瘢痕で思うようにラインがでません。三重になることもあります。適度な引き込みを作るのが大切です。

 

・目頭の形の違う人

→目頭の開きが違うと平行と末広とか、二重の立ち上がり方に左右差がでます。

 

・二重幅や二重ラインの流れ方へのこだわりの強い人

→埋没法は幅が、腫れているときは広く感じ、そのあとは徐々にラインが取れてきます。幅の誤差の許容範囲の狭い方はむいていません。数か月おきに再固定を希望される方もいます。その場合はやはり全切開の適応かと思います。

・まぶたのかぶれの強い人

→かぶれている間は幅が広くなり、手術をしてアイプチなどしなくなるとかぶれがとれて皮膚が柔らくなり、二重幅が狭くなっていきます。事前に予測することは困難なので、アイプチをやめてしっかり皮膚かぶれの治療をしてから手術を受けてください

 

 

上記の様な条件の時、しっかりと患者さんに説明し、リスクを理解してもらえると術後の満足度があがります。

 

もし当てはまる人がいたら、カウンセリングからの流れ作業で手術せず、ゆっくり考えて納得してから手術を受けましょう!

 

全切開と違い埋没法は皮膚切除や内部処理ができないので、形をつくるのに制限があります。そのため術者の技量が問われます!

(かっこよく書いてますが、僕が手術しても糸の露出や再手術することもあります^-^;

 

 

↑ もともと瞼が厚めの方なので、幅広の二重にすると食い込みと腫れぼったさが目立ってしまします。控え目が希望だったので引き込みを弱くしナチュラルに固定しました。

 

↓下方視でも凹みもなく自然な二重です。

 

 

□ 費用(税別)

両目 2点固定 ¥75,000

両目 3点固定 ¥90,000

 

・(左) リスク

感染・血腫・出血斑・左右差・睫毛外反・結膜炎・重瞼線消失・霰粒腫・糸が透見・陥凹

 

 

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