ホンモノの嘘吐きの論理というのは、嘘の一つ一つが矛盾のないように構成されている。
嘘をただ吐く、というのではなく、ちゃんと計算され尽くしているのである。
嘘は生まれた時から始まっているので、嘘がベースとなっており、嘘という土台の上に嘘がまた次々と積まれるのである。
その嘘吐きで悪人の、過去から今まで言っていたこと全体の全部分が嘘、という構造をする。
勿論、善人の正直者も嘘を吐く場合は、確かにある。
ただ、ホンモノの嘘吐きの悪人のように、計算高い嘘ではないし、嘘というベースや土台もない。
その時にその場凌ぎに、つい言ってしまうだけ、という場合が多い。或いは、吐いて良い嘘というのも存在する。
嘘吐きの悪意の度合いとは、全然性質が違う。いわば人間的で可愛いものなのだ。
長きに渡って、この世の中は嘘吐き勢力が、強大な権力を保持していたので、依然として世界は嘘がベースとなっているのである。
政治の嘘、医療の嘘、マスメディアの嘘、科学の嘘、宗教の嘘、学問の嘘、嘘、嘘、嘘。
嘘はそこら中に蔓延っており、どこまでも果てしない。
その嘘の土台の上に、更に積まれゆく嘘たち。
これら事実に、まだ気付いていない善なる人々が殆どである。日本人は特に、未だに洗脳から晴れず、ぼんやりとした頭で居る。
だから、世界はいつまで経っても良くなることはなく、悪くなるばかりだった。政治・選挙でどうこうするとか、そういうレベルの話ではなかった。
嘘は我々の全ての生活に至るまで、どこまでも侵食していた。嘘の考え方に侵され、影響され続けていた。
嘘吐きは泥棒の始まり、と昔からよく言われるが、私は、嘘吐きは泥棒になるどころではない、と思っている。
嘘吐きは、人類を滅ぼそうする極悪の悪魔的勢力に十分に成り得る。ディープステートという勢力の本質は、言ってしまえば、嘘吐き集団である。
ただ嘘吐きには弱点が幾つかあって、たった一点でも嘘の事実に矛盾や綻びが周知されると、そこを起点として攻撃されれば嘘は一気に白が黒へと反転してゆくようにバレ始め、勢力は暴露されることで次第に活動が縮小し、遂には破滅にまでに至る、という性質を持つ。
まさに今の世情はそのようである。
例えば、裏金問題に揺れる自民党がそうであり、学歴問題に揺れる小池百合子がそうであり、ワクチン問題がバレ始めたWHOも、いずれ責任を激しく追及されるだろう。
強かった権力に綻びを明らかに見せている状況が、昨今の最新の世情になろう。
嘘も真実も、そしてそれら言葉(言霊)にも、その意味を侮ることなかれ。
嘘にはもともと力が無いもの。真実にこそ揺るがない力は存在するのである。
嘘と真実。これだけでも今の世情を、或る程度までなら明快に説明出来る気がしている。