ブラー「13」(1999年)という作品。
飽くまでもジャケット絵からだけの想像であるが、この青年はタイトルにあるように13歳で、いつも鬱屈とした気持ちで悩んでいる。
そのようなモチーフの作品となるのだろうか。この絵の本当の意味は全く知らない。
しかし音楽性から考えても、そんな風に取れなくもない。誰しもありがちな青年期の人間の悩みを表現しているのだろうか。
ブラーの6thアルバムになる。
このアルバムの全曲から、まずは1曲目「TENDER」の胸を張り堂々とした存在感の印象が強い。3曲目「COFFEE & TV」もテンポの良い素晴らしい曲だ。
やはりこの作品全体からしてみると、まるでこの絵のように、きっとどこか沈んだ複雑な気持ちが心の根底に有る気がしている。
全13曲収録。