ミスター・チルドレン、名もなき詩、世界を知るべき | 新時代思考記

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令和の時代も考え続けます!

ミスター・チルドレン「名もなき詩」(1996年)というシングル盤。

ミスチルの中でも屈指の名曲「名もなき詩」の短冊シングルCDを手に入れた。

 

確か当時、ドラマの主題歌にもなっていたっけ。CD全盛時代でも、かなり売れた部類になると思う。

こういう名作は、’90年代とかこの頃のJ-POPの歌詞、メロディに、まだ良いものが沢山残っていたことの証拠となる。その言葉たちから、何かを考えさせられる。これ以降の時代の歌が、貧弱で問題になる。

 

’20年代以降の今の歌というのは……、味わいが少なく、無機質、安上がりであるプラスチック文明の中のプラスチック・ソング、という表現となる気がする。

現代文明の中で、人間の感情、情緒が軽薄になっていることの現れだと思っている。

全3トラック収録。

 

 

タッカー・カールソンからのインタヴューなどで話題のプーチンは、このところ動きが非常に活発化しているし、トランプは共和党予備選で、他候補を全く寄せ付けないくらいの圧倒的な力で勝ち進んでいる。

新時代の世界の動向は、この二人が牽引することだろう。というか、そんなことはもうとっくに起きていたことだ。

 

日本という国はロシアやアメリカのそれらに比べ、だいぶ遅れていて、最早岸田首相に対して、プーチンやトランプのようなリーダーになって欲しい、と言っても無駄で無意味というのは、誰の目にも明白だ。

何もこの問題は岸田首相だけではなく、我々一般庶民の考え方も随分と遅れていて、未だに嘘のマスメディアの影響下、ロシアに対してウクライナが勝っている、と信じ込んでいる人も少なくない。

 

フランスの学者、エマニュエル・トッド氏の最新作「西側の敗北」というショッキングなタイトルの本は、海外で今売れているらしい。トッド氏の本を私は、今まで何冊も読んでいる。常識のある方のように思う。

日本ではまだ刊行されていないのだろうか? 書店で探してみたがどうやら無いようだし、ネットで調べても、まだ日本で売られて無さそうだった。

タイトルのストレートな表現の言葉の意味だけでも、日本人には十分に理解出来るだろうか?

 

軍事的にも経済的にも、西側諸国は大敗北を喫し、既に世界秩序は大きく変貌を遂げたのに、未だに以前から全然変わっていないと思っているのは、世界中でも日本人くらいだということが言われている。

 

とにかく世界は急速に変貌している最中にある。世界の変化にもっと注目すべきである。

政治・経済に興味はないとか、世情を知ろうとする意欲が全然湧かない、自分には恐らく必要のない知識たち、知って考える意味がそもそも分からないとか、そういう言い訳はなるべくしない。

世界の動向や自分という存在を考え出したら、この上なく楽しく深い味わいのあるものだ。

 

余りに大変で重要な時代を、我々は今まさに通過しようとしている。