ジミ・ヘンドリクス、尽きないアイディア | 新時代思考記

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ジミ・ヘンドリクス「BLUE WILD ANGEL:JIMI HENDRIX LIVE AT THE ISLE OF WIGHT」(2002年)というライヴ盤。オフィシャルだから音質は当然問題ない。それからビートルズの「SGT.PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND」のカヴァーが収録されている、珍しいと言えるCD音源である。私的には、欲を言えば「VOODOO CHILD(SLIGHT RETURN)」が入っていれば尚良かった…と思った。しかし、全てが完璧なもの(CD)は世には存在しない。欲を言えば、あれもこれも。どこまでもキリがないものなのだ。

 

 

あと少し。面白いので少しずつ味わうようにして読んでいる、東野圭吾「白夜行」(1999年)。文庫本の長編860ページに渡る小説だが、漸く残りが150ページを切った。この長さ、普通の本であれば2冊程は、優に読み終えてしまっている分量である。700ページ以上は読んでいる訳なのだから。

しかし、よくもこんなにも精緻に計算され、構成された長い小説を書けるものだ。この当時1999年頃も、最近の今においても、いろんな小説を書きまくっている東野圭吾氏の、尽きないアイディアには舌を巻くしかない。どういう頭の構造をしていて、どういう思考というものを毎日しているのであろうか。そこに視点は自然と向いてしまう。