ガンズ & 高音質盤 & 中古CD屋の心得 | 新時代思考記

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またこれ。

ガンズの「アペタイト・フォー・ディストラクション」(1987年)というアルバム。

ガンズのデビュー。

 

昨年になるが2018年にデヴュー30周年を記念し、新しくオリジナルのステレオ・アナログ・マスターテープからリマスタリングされたこのアルバム。

しかもSHM-CD仕様だという。

 

ガンズが昔から私は大好きだから、このアルバムは当然の如く持っていた。

しかし、CDの帯には「さらなる衝撃!」こうも書かれていたので、一体どんな衝撃なのだろう?とファンは必ずや思うもので、その言葉に釣られてついつい買ってしまったのである。

 

で、どんなものか早速聴いてみるが、「衝撃」程のことは無かった気がする。

リマスタリングとSHM-CD…。

 

燦然と輝く、過去の名盤と言われるアルバムの多くも、ガンズのようにリイシューされることが多いのだが、その多くを聴き比べても、昔の音源とリイシューのもの、そこまでは変わらないし区別が付かない気がしている。

私の耳が悪い聴力が悪い、というのも多分あるだろう(実際、余り良くない。健診で引っ掛かる程ではないにしろ…)。

高音質盤を買い、ワクワクして帰って聴いてみたら、然程変わらない…そういうこともよくあった。

レコードの高音質盤の場合は、まだ買ったことがないからよく分からないのだが、少なくともCDではそのような感想を持つ。

ひょっとすると、音を特別大きくした時、差が感じられることなのかもしれない。

でも譬え音楽ファンの家であっても、その多くは音を全く気にせず、ボリュームをうんと上げられるところなど少ないだろう。

 

そういう訳で、中古CD屋に行ったら、まずはやはり安いもの(300円~700円位)から買うことをお勧めする。

高音質盤やらそういった帯の記述は余り気にしない方がいい。

そして、そういった盤は、値段も或る程度高いのでやはり気にしない方がいい。

同じ値段であれば、高音質盤を買う、その程度の感覚でいいと思う。

 

そして店には足繁く通うこと。

 

「このCDは買おうか買うまいか、どうしようか…」などという風に、少し迷った場合は出来るだけ買うことをお勧めしたい。

「あの時買えばよかった」などと後悔することが私は一番嫌なのである。

 

余り値段の高いものは端から私は買おうとも思わない。

が、安いもの、よく考えると中古で売っているのだ。

ジュース何本か我慢すれば手に入れられる。

新品で買うよりも、随分と安くなっている。

安い商品で、買うかどうか迷ったら是非とも買うということを奨励したい。

 

そのように私は取り決めている。

今週末も行こうかどうか…。

迷ったら行け!