この1日1マンガ第三回です。
第三回にして分かった事があるんですけど、漫画好き過ぎて、文章長くなりがち&後半熱くなって文章の乱れが目立つ。
長文になるのは許容範囲内。
素晴らしい漫画程、1つの魅力に留まらず、様々な魅力を内包しているから、これは仕方ない部分があるんじゃないか、と思うんです。
ただ文章の乱れは、良くないですね。
美しい日本語、正しい接続詞、リズム感溢れる句読点、読み易い改行。
この辺りをしっかりと、後半になっても、意識していきたいと思います。
因みに、私個人の意見なので、賛否あると思いますが、(笑)(泣)であるとか、wwwwであるとか、そういう記号を使うのは好きではありません。
勿論、SNSであるブログでの文章に対して、こういう事を言うのは、どうかと思うし、僕自身は文字書きでもなんでもない、ただのバンドマンではあるので、だから何、と言ったことはないのですけど。
(笑)や、wwwwという記号無しで、気持ちや情景を表現をする。
これこそが文章を書く上で、先人達が苦労して、何度も書き直し、切磋琢磨して、残してきた偉業なのではないか、と思います。。
ちなみに!や、?は、太宰治先生も多用されておりますので、こちらは記号の中でもセーフ。という認識ですので悪しからず。
僕がこういう類の文章を書くと、句読点、とくに点が多いのは、太宰作品の脈流、つまりダザイズムを、継承しているからです。
はい、調子乗りましたね。
僕が紹介しているのは、漫画です!!!!!!!
記号もクソもありません!!!絵が載っていますから!!!!
主人公達はその時、その場面に応じて、感情のままに笑い、泣き、怒ります!!!それが絵になっています!!!!!!!
因みに太宰作品が好きなのは本当です。小説も良いものですよ。
はいはい!第三回!!!!
今回ご紹介するのはこちらーーー!!!!
ポップなものを紹介するつもりでしたが、やっぱりこいつは書かせてくれ。と思って先にこいつ書きます。
金色のガッシュ‼︎
ジャンプ作品以外からも行きましょう!!!
こちらは私が中学生の頃に連載開始した作品ですね。
ギターのずんちゃんとは幼稚園からの付き合いで、中学の頃からもよく遊んでいたんですけど、当時彼が貸してくれた漫画です。そっから僕も買い集めましたね。
ジャンルとしてはギャグバトル漫画から、段々シリアスな展開にになっていった感じですね。
あらすじ
主人公の清麿は、IQ190の天才。そんな清麿の元に突然、ガッシュ・ベルと名乗る子供が現れた。
ガッシュは、イギリスのとある森で傷を負い、倒れているところを、現地で考古学を研究する清麿の父親に助けられ、その恩返しの為に日本に来たと言う。
清麿の父親と出会うまでの記憶は無くしており、唯一持っていたのは、赤い本。清麿がその本の呪文を叫ぶ事で、電撃を発するガッシュを、最初は危険視していたが、ガッシュに助けられたり、共に銀行強盗を制圧する内に、徐々に打ち解ける。
そんな2人の前に同じ様な本を持った子供と、そのパートナーが続々と現れる。実は、ガッシュは1000年に一度、魔界の王を決める戦いに選ばれた、100人の魔物の子の1人だった。戦いは時間を追うごとに激化していき、その中で戦いを強要されていた魔物の子、コルルと出会う。その出会いを機に、ガッシュは『やさしい王様』になることを決意する。そして清麿と共に、王の座をかけた戦いに身を投じていく。
あらすじ、長いね。
この作品の素晴らしいところはさっき言ったように、場面に応じて、感情のままに笑い、泣き、怒る。これが一番よく表現されています。
主人公のガッシュはとにかくよく泣きます。とにかく泣きっぱなし。それと同じくらいよく笑います。
感情がとても豊かなんですね。
ガッシュは、自分ではなく、友達が酷い目にあっていても泣きます。そして、その逆行に立ち向かいます。
優しいんです。
第1話の名シーンがこちら。
主人公清麿は天才であるがゆえに、周りから妬まれ、イジメを受け、不登校になっていました。ガッシュはそんな清麿に友達を作る為、学校へ侵入します。
そんなガッシュを疎ましく思う清麿は、ガッシュを騙し、後から自分も加勢に行くからと、カツアゲ常習犯の不良生徒が根城にしている屋上へと仕向けます。清麿が来ると信じているガッシュは、1人不良と戦い続けます。
当然、力の差は歴然。ボコボコにされるガッシュ。それを陰から見て、早く騙されたと気付いて逃げろ、と様子を伺う清麿。
追い打ちを掛けるように、『清麿はもう学校に来なくていい、誰も来て欲しいなんて思う奴はいない』と、不良がガッシュを囃し立てます。
それでもガッシュはこう言う訳ですね。
清麿が変わったんじゃない!!!
清麿を見る友達の目が変わったんだ!!!
清麿が実際何をした!!?
今日、学校に来た清麿が何をした!!?
おまえのように誰かを傷つけたか!?
おまえみたいに弱い者から金を奪ったか!!?
学校に来なくていいのはおまえの方だ!!でくのぼう‼︎!
これ以上私の友達を侮辱してみろ‼︎!
お前のその口、切りさいてくれるぞ‼︎!
これはね〜〜〜もう読んで、しゅごいから。
ほんでね、もうわかった。
読み返して、もう、ホンマわかった。
第三回にして、これ、言うてもうたらあれやけど
読んで。マジで。
ガッシュは、もうホンマあれ。
言葉では説明できんよ。魅力を。
ドラゴンボールと、電影少女は割と面白おかしく説明出来たと思うねん。
ただな、ガッシュは無理や。
上の画像見てもろたら分かる様に、雷句誠先生のあの重さ?っていうんかな、集中線の使い方?
とかね、もうすごいの。しかもこの後、熱いマンガで終わるんじゃなくて、この第1話はちゃんと笑いで締めれるんよ。この後を笑いで締めるんとかー、無理やと思うやん?これが笑いで締めれるんですよーーーーーー雷句誠先生本当にすごい。てゆうかこんな可愛い見た目のキャラクターで熱いことやるって発想もないやね!?普通わね!?もっとがたい良い男同士とかならあれやけど!?!?ほんで出てくるキャラクターみんな個性的で魅力的で、あれやねん!!!!!これは言葉では無理や。言葉では無理な作品や。でもな、これだけは言える。ホンマに泣けるから。友達の魔物が消えるところ、毎回泣けるから。バリーが消えるところとか、ウォンレイ消えるところとか、ウマゴン消えるところとか。ナゾナゾ博士のところも泣けたなー。あとダニーのんとか短編やったけど泣けるよね?キャンチョメも良いよねーーーーーーーーフォルゴレかっこよすぎかよーーーーーーーーくっそーーーーーーーーーーーーあーーーーーマジで泣ける。でもちゃんとギャグとかもおもろいし、無敵???????なにこれ??????無敵のマンガ????????
取り乱しました。すいません。
雑い上に、早速ですが、本日のまとめいきます。
金色のガッシュ!!の魅力は、一度読んでみないと伝わらない。
100人の中から1人になるまで勝ち抜くという、少年マンガにありきたりなストーリーを、ありきたりでなく、時にユーモラスに、時に熱く、時に泣ける。
そして、これを表現するにはマンガでないとダメだった。
読み手にそう思わせる、21世紀のマンガ史で、稀に見る、素晴らしい作品。
こちらが今日のまとめですね。
説明します。
前回紹介した電影少女。
これを仮に、小説にしたとしましょう。
8割方良さが伝わると思います。
前々回紹介したドラゴンボール。
こちらも仮に、小説にしたとしましょう。
2割も面白さ伝わらないでしょう。
でも、おそらく同じ内容で読み手には伝わるし、同じ内容のブログは書けると思います。修行しすぎブログ。
今回の、金色のガッシュ‼︎
もし小説にしたとしたら、きっと面白いものになると思います。物語が良いしね。
しかし伝わる魅力は、1割以下でしょう。
そして読み手は、マンガと同じ内容だと受けとるが出来ないでしょう。
つまり、ガッシュは絵と物語、文章との親和性が極めて高いのです。
小説にしてしまったら作品が変わってしまう程、マンガという文化そのものを体現した、素晴らしい作品だと言うことですね。
物語の素晴らしさ、そして絵の表現としての素晴らしさ。マンガ、かくあるべしと言う作品です。
ちなみに絵柄だけで言えば、好きな絵柄ではありません。絵柄で言えばBLEACHとかの方が好きです。斑目一角が一番かっこいいです。
ただ、絵柄が好きでなくても、この物語で、この言葉、このコマ割りを選ぶのであれば、この絵柄でないといけない。
そう思えます。
ガッシュ、死ぬ程ベタ褒めブログになってしまった。
僕が泣けると思うシーンを紹介していきたいところですが、このブログを読んで、ガッシュ読んでくれて方がいたのなら、紹介してみたいと思います。
何せ今回のは文字で伝わる魅力、あんま伝えれてないもんね。
とにかく泣けるよ。良い物語です。
騙されたと思って読んでみてください。
次回予告。
ポップな記事を書きたいけど、結局ドラゴンボールの記事が一番読まれてるので、『NARUTO』とか、『ジョジョの奇妙な冒険』とか、『進撃の巨人』とか、王道マンガをしばらく攻めてみたいと思う反面、そんなの世の中いっぱい出回ってるから、『銀牙ー流れ星 銀ー』とかそんなんも良いかもしれない。ていうか昔の作品は面白い上に、ツッコミ所が多くて、紹介するの楽しいと気付いた。
でも、次回は『僕のヒーローアカデミア』を紹介しようと思う。
私が来た!!!
はい。いつものやつ、いきます。
ワンマンやります。
めちゃめちゃ軽いノリで宣伝してるっぽいやろ?
結構、一大事ですからね。
お願いします。来てください。
絶対、楽しいからさ。
楽しませるからさ。
前回のブログでも言ったけど、去年のワンマンとはちょっと意味合い違うからさ。その理由は、当日話すよ。
次のライブはこれ。
ゆーの対バンも激アツ。
両日とも、お待ちしております。
あでゅ。