M課目のイメージトレーニング | Dressage Love

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馬場馬術に夢中です♪

競技シーズンが始まって

またしばらく乗るのはお預けかな〜? な

 

口頭馬術愛好家のフェリシアです。

 

 

 

ご訪問、ありがとうございます♪

 

 

ブロ友さんたちに

M課目に出場予定の方たちがいらっしゃるので

 

以前わたしが非公認のMに出たころの

イメージトレーニング動画のご紹介を。

 

 

わたしは騎乗も採点技術も勉強中なので

以下に書くことは1年後には

削除するか訂正するかしている

可能性があります。

あくまで現時点で思うこと、です。

 

 

 

 

 

と書きながら検索したら

いきなり1つは削除されてました。

 

え〜〜〜〜〜ん。笑い泣き

 

 

ベースの歩様として

どのくらい前に出ていて、踏み込んでいて

そしてアップヒルであればいいのか?

 

そのベースの歩様の質で

この速歩 or 駈歩は6点とか

7点とか決まってきます。

(そこからポイントや図形の

不正確さがあると減点される)

 

 

その人馬はいまは GPクラスで

オランダAチーム入りしてるので

日本ではまだ無名ですが

2020 に東京に来る可能性大。

なのでぜひご紹介したかった。。。

 

 

 

わたしはイメトレ用動画は

いつ削除されてもいいように

DL して、iPad に入れて

クラブに向かう電車のなかで

見るようにしています。

 

 

 

 

 

仕方がないので次、行ってみよ〜!

 

 

これは Mではなく PSG ですが。。。

この人馬はこの2年後にリオに出場。

新馬戦から PSG 時代に目をつけた人馬が

その後たいてい

アーヘンやオリンピックに出てくるので

わたしは勝手に近所のおばさん気分になっております。

 

 

 

 

肩内ハーフパス のお手本動画。

クラスが違うので、Mはここまで

アップヒルである必要はないです。

 

 

 

え〜っと。

 

経路に含まれている運動をできる馬に乗って

楽しく経路を廻って来られればいい

 

という方

 

一生

補助手綱なしで乗られるようにならなくてもいい

 

という方以外で

L以上の課目にチャレンジする方は

 

 

買わなくてもいいですから

1度はちゃんと

 

 

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は読みましょう♪

 

 

 

楽しければいい♪ 人は

読まなくても大丈夫!

楽しみ方は人それぞれですよね。

 

わたしのM初出場も「出ればいい」

という低い目標値でした。

というか同じクラスに出るのが

プロばかりでびっくりして萎縮して自爆汗

 

 

 

でもちゃんと点数ほしい方は

運動の定義を知らずに

練習するのは時間がもったいないです。

 

 

 

上矢印 の動画のどこがいいかと言うと、

人と馬の肩、腰それぞれが

3D的に平行

というのがわかりやすいからです。

 

人の肩は馬の肩と

人の腰は馬の腰と

それぞれ平行。

 

 

乗馬教本の説明は2次元だし

紙上だから動かないし。

 

動画から学べる時代、サイコー!

 

 

 

ハーフパスはアマチュアがする場合

馬はその運動を知っているケースが

大半だと思います。

 

その前提だと

 

まず、輪乗り、巻乗りで

内方手綱を完全に譲っても

内方姿勢を保って1周できる。

 

肩内も姿勢を作るときには

内方手綱を使うけれど

1度作れたら2マーク分は

内方プラプラでも肩内ができる。

 

くらいには内方姿勢について

人馬で合意ができていないと

難しいです。

 

 

人馬で合意というのは

この人がこーゆー扶助を使ってきたら

これをやれっていうことだな?

と馬が正しく判断できる

 

という意味。

 

 

なので

ハーフパスがうまくいかなかったら

まず蹄跡のサポートを利用して

腰内が正しくできているか確認するのが

常道なのですが、

巻乗りや肩内の質も見直してみるといいです。

 

馬の調教もハーフパスに問題があったら

腰内、肩内、巻乗りと

1つづつ前の段階に戻って

質を改善してから再トライします。

 

 

 

 

巻乗り、肩内、ハーフパスともに

基本的に内方座骨に乗ります。

 

上矢印 の動画は

騎手が内方座骨に乗っているのが

とてもわかりやすいです。

 

オランダやイギリスだと選手のシートは

もう少し曖昧で。

 

ドイツの選手たち

特にウラなど古い世代は

これでもか?! と内方に乗っているので

 

おそらくドイツでは

はっきりやらないと

上級クラスに出るための

騎乗者認定試験に受からなかったか

あるいは国内試合で乗り手の点を

がっつり引かれるのかもしれませんwww

 

 

 

内方座骨に乗ると聞くと

多くのアマチュアは

上半身の背骨を内方に傾けます。

 

それをすると頭はとても重いので

馬上から落ちないために

骨盤を無意識のうちに外方に落として

バランスをとります。

 

乗馬教本にも

そのほかの初心者向けの本にも

たいてい書いてあるミス。

 

これをすると馬は

 

 

 

 

この人

右の手綱引っ張るくせに

左に行けって言うの

一体なにこれ?!!

 

 

 

 

と感じます。

 

 

初心者専用の練習馬なら

内方引っ張られた方に曲がってくれますが

競技馬では「馬が曲がらない」現象に。

 

 

練習馬から競技馬、自馬に乗り換えた人が

たいてい戸惑うのは、

いままではいいかげんな扶助でも

通じていたことが、

正確な扶助でないと

やってもらえないことに気づくから。

 

みんな通る道です。

みんなここで、いままで乗せてくれた

お馬さんたちに感謝する。ウインク ラブラブ

 

 

 

「内方座骨に乗る」の

イメージとしては正しくは

自分の上体の背骨はまっすぐ。

 

(馬の体軸が回転内方に傾いているときは

その延長線上にまっすぐ。

人間が傾くことで馬を傾けるのではなく

馬が傾くならその上にいる意識)

 

 

内方座骨の真上に

自分の背骨と頭が来るイメージ。

 

それ以上内側には頭を持っていかない。

 

内方座骨に乗る度合いが

8:2 か 6:4 か、とかにもよりますが

内方座骨に乗っているのを正面から見ると

内方鎧の方が外方鎧より下がっています。

 

 

 

そして ハーフパス は

馬のリズムに合わせて、一歩一歩

自分の膝がさっきまであったところの

真上に内方座骨を乗せあげていく

イメージ。

 

自分の頭ではなく座骨を運びます。

頭は座骨についていく。

 

 

「内方座骨に乗る」は

欧州系の先生に教わると

国籍問わず言われるはずですが

 

このハーフパスのイメージば

わたしの我流なので

教わっている先生が違うことを言ったら

ここに書いてあることは無視して

そちらに従ってくださいね。

 

でも一応、この乗り方で

ドイツのマイスターから

 

 

 

 

ハーフパスの乗り方は問題ないね

 

 

 

 

と言われているので

国際標準から大きくは

外れていないはずです。

 

 

 

膝のあった位置に

内方座骨を持って行こうとすると

自然と内方脚が効きます。

 

アマチュアはとかく

脚を使おうとすると力むので

特に試合本番は

イレギュラーの原因になったり

馬のテンションが上がってしまったり

逆効果になりがち。

 

乗り手がこのイメージで乗って

トモが遅れないように

外方脚を馬体につけておくと

ハーフパスを知っている馬なら

やってくれます。

 

人間の重心の動く方向に馬に動いてもらう

(シートでの推進、座りの扶助)

のであって

外方脚で進行方向にプッシュする

わけではありません。

 

ハーフパスを馬に教えている先生は

そう乗るかもしれないけど

これをアマチュアがやろうとすると

たいてい外方に

乗り手のシートと肩が落ちます。

 

上記のイメージだと外方脚ではなく

外方騎座で、乗り手は何も意識しなくても

自動的に馬がサイド方向に導かれます。

 

 

ハーフパスをやっているあいだずっと

外方手綱は

内方を譲って巻乗りをしていたときの感覚を

キープします。

(上体が内方に傾きすぎるとこれができません)

 

ハーフパスの理解が浅い馬の場合

外方手綱をどの方向にどの程度使うと

内方姿勢と角度をキープしやすいか

運動が前に流れずに1歩1歩を刻めるか

馬と相談してください。


 

 

ミューゼラーにも

『センタード・ライディング』にも

 

 

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書いてありますが

 

馬に内方姿勢を取らせるとき

人間の肩と腰にはねじれが生じます

 

 

ねじれが感じられなかったら

正しくない可能性大。

 

 

乗る馬のランクが上がって

苦労している方は

このあたりを見直してみるのがオススメ。

 

 

 

 

 

ちょ〜〜〜偉そうに書いてますが

わたし自身

キャンターピルエットができる馬に乗って

初めて、本当の意味で

ハーフパスと肩内での

外方手綱の使い方がわかりました。笑い泣き

 

それまではどっちも

内方手綱でやっていて

 

先生から

 

 

「本当は外方手綱でやるんだよ?」

 

 

って言われてました。

 

言われてもまだ

 

「でもこれでも形になってるから」

 

と内心思ってました。笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

正確には出来ていなかった時代は

なっが〜いし、

キャンターピルエット経験しなかったら

永遠にわかっていませんでした。あせる

 

なのでこれ読んでそんなん言われてもと

思う方のお気持ち、お察しします。

 

大人になってから始めた人は

頭で理解できても身体はできない時間も

子どものころに乗り始めた人より長いです。

 

何が正しいかわからなかったら

努力のしようもないですが

頭だけでもわかればあとは

骨盤体操とかフェルデンクライスとか

アレクサンダー・テクニークとか

努力のしようはいくらでもあります。

 

 

 

 

 

ダウン の経路はMではなく6歳馬戦ですが

含まれている運動項目はM相当。

 

これくらい馬が前に出ていて

アップヒルだと8点、9点がつくという

ベースの歩様 の見本。

 

 

 

収縮速歩って

歩幅が小さいわけではない

 

ということがわかります。

一歩一歩、かなり大きく前に出ている。

 

お馬さんがまだ踏歩変換が下手だったり

この体勢で動くのは辛くて

コンタクトが一定でなかったり

巻き込み気味になっているので

8点、9点といったベースから

0.5 〜1点は引かれて

運動項目のミスでさらに引かれる。

 

 

でも 後退 は美しいですね〜。

クリアな2ビート。

(後退は斜対肢がペアの2拍子です)

 

ずり足にならず、雪崩れ込まず

ハミ巻き込んだり、突き上げたりもなく。

ヨレることもなくまっすぐ。

 

1歩目がやや曖昧な点をのぞいて

理想的。ラブ

 

 

 

 

この人馬 ダウン もいまは GP クラスですね。

5歳馬戦なのでL課目相当の内容ですが

ここまでアップヒルだと

6歳馬戦でもMでも9点、10点じゃないかな〜?

 

後肢旋回

M2の 速歩半輪乗りストレッチ

イメトレ用

 

 

ラストに審判からの解説が

英語とドイツ語であります。

新馬戦なので運動項目ごとではなく

歩様ごとの点になります。

 

8点以上を狙うのでない限り

LやMでここまでアップヒルである

必要はないです。

新馬戦は種牡馬の精子の宣伝会でもあるので

頸を釣り上げて乗っている側面はあります。

 

ご紹介したい本命の動画が

ほかにもあったのですが

ことごとく削除されていて

ちょっとがっかり。

 

 

 

 

最後にアマチュアの方が自馬で出る

Mクラス。

 

 

ドイツだと後肢が動かなくなるとすぐに

6点を切りますね。

 

日本だとこの体勢で7点つくのは

Lまでかな〜?

 

Mでこの体勢で7点つくかどうかは

日本だと審判員に寄る気がします。

 

 

ドイツでもこの方はこの馬で

S以上は点がつかないと言われて

牝馬なので、有名種牡馬を掛け合わせて

仔馬を次のパートナーに、と

ブログに書いてらっしゃいました。

 

日本でMで

審判の好みに左右されずに

7点ベースにするには

もう少しアップヒルだとセキュアです。

 

が、まずは前に出さないと

エンストして体勢だけ起きていても

点にはならないので

アマチュアがMにトライするには

まず前に出すところから。

 

これくらい前に出ていて

全て正確にやって

反抗やイレギュラーがなければ

6点はつきます。

 

 

 

ただしもちろん全ては

馬によるし、指導者にもよるので

わたしが書いていることは全部

そんな意見もある程度に思って

必ず先生の指導に従ってくださいませ。

 

 



自分で乗ってみて思いますが

Mからは完全マニュアルになります。

 

Lまでは

先生が下乗りでかけてくれた

魔法のまま回ってくれば

点数が取れるので

乗り手が多少前バランスでも

大丈夫なケースも多いです。

 

Mからは馬のバランスが

起きてくる必要があります。

よほどセルフキャリッジの確立された馬でない限り

先生が下乗りで作ってくれた

馬の前進気勢と体勢を維持して乗る

のではなく

自分で推進して自分で馬を起こす

必要がある。

 

先生と同程度の座り、脚、拳で乗れる

わけではないので、

自分でお馬さんと会話して乗る必要が

あるんだな〜と思いました。

 

 

点数を狙わず、楽しむだけなら

動きを知っている馬に乗れば

一通り廻ってくることはできます。

 

 

お馬さんがまだMの体勢で楽勝で動ける

状態でないなら、経路はLまでより少し

人間が後ろバランスで乗ってあげると

サポートになるかもしれません。

 

本番でだけやろうとせず、普段の練習で

どのくらいのバランスが良さそうか

パートナーのお馬さんと作戦会議を

してみてください。

 

 

 

 

 

and lastly,

 

 

 

Enjoy with Your Lovely Horse!!