ここ最近、父親のことばかり書いているので
お母さんはどうしてるんだ
と思われた方がいるかもしれませんが・・。
母親は相変わらず元気?に
過ごしています
とはいってもやはり病気が進行しているのか
指や手の動きが悪くなり、以前にも増して
食事中によく食べ物をこぼすようになったし
認知症も進行して失語がみられるようになり
だんだん話す言葉も減ってきて
意思疎通もしにくくなってきました
とはいえ、文句だけはしっかり
言うんですけどね
4年ほど前、老健に半年入所した時に
携帯電話とTVのリモコンの使い方は
忘れてしまいましたが
その時の記事はこちら
何故かラジオの使い方だけは覚えていて
ベッドに横になる時はいつも聞いていた
母親ですが、今はもうラジオに触ることも
なくなりました。
少しずつ、少しずつ、できることが
減っているように思います
また、先日のことですが
トイレまで手を引いて連れて行くと
まるでお猿さんのように足を開いて
背中を曲げて歩くので
「あ~いあい、あ~いあい
あ~いあい、あ~いあい
お猿さ~んだよ~」
と母親の前で歌うと、じろっと私を睨んで
「私の名前はまこママや」
と怒られました
「いや、名前はまこママだけど
歩き方が猿みたいだから
お猿のまこママさん」
と言ったら、またジロリと睨まれました。
最近、何を話しかけても
「私の名前はまこママや」
と言うことが多くなった母親
あまりにも会話が通じないので
「ボケボケボ~ケの
ボケ子ちゃん」
と歌うと、やはり
「ボケやない
私の名前はまこママや」
の一点張り。
認知症患者とコミュニケーションを取る時は
自尊心やプライドを傷つけないよう
否定せず共感すること
高圧的な態度を取らないこと
叱らないこと
などと言われていますが・・・。
毎日毎日顔を合わせ、四六時中介護をして
ストレスが溜まっているのに
そんな聖人君子のようなこと
できるか
と思うのは私だけ
でもお互い言いたいことを言い合えるのも
実の親子だからかもしれませんね
怒鳴り合った後も、すぐ笑顔で仲良くなる
母と娘の日常です