久しぶりの更新です。
すっかり緑も濃くなり、初夏の赴きです
皐月も下旬、鎌倉にてMyはし作りを行いました。
今までと違い、講師として委託をいただいての開催です
今年の春から、「かまくらの学校」さんから講師としてデビューです
先生100人(店)と100講座創る「かまもりプロジェクト」に応募したところ、採り上げていただく事になりました。
タイトルもリニューアル
鎌倉産の間伐材でmyはし作り~森と人とをつなぐ「かけはしの学」~
その記念すべき第一回が、5/20(土)に行われました
会場は、「garden & space くるくる」さん。
ステキなお庭のある、古民家をお借りしての開催です。
学校をイメージして、室内には懐かしい小道具が
ポラーノは、1年1組の教室で行わせていただきました
チャイムと共に、開講です。
まずは、かまくらの学校スタッフさんから講座のご案内があります。
ノートPCによる、パワポでの講義です∑(゚Д゚)
今までのエッセンスを、ここぞとばかりに凝縮しました。
時間も2時間半と、今までより長く取っていただきました。
この授業では、うち40分を講義として割いています。
ポラーノの想いは、「もの作りを通じて森と繋がる」ことです。
木の話・森の話と、もの作りやライフスタイルとは、一連のものだと考えて、講義の中でお伝えするようにしています。
勿論、作業もしっかりと行います。
今回は父の日特別バージョンとして、ケヤキを使用しました。
針葉樹に比べて硬さがあり大変ですが、成長も早く重厚な材質から、
木製品や建築に広くつかわれてます。
いつもよりは堅く、削るのが大変でしたが、その分良い箸ができると思います。
お庭に面した、気持ちの良い会場。
はし作りの暖簾が、初夏の風に揺られていました。
あっという間に、時間は過ぎていきます。
短い時間ながら、手つきや眼差しは、職人のように変わっていきます。
完成品は、コチラ
すばらしい出来栄えです
実は、講師も説明のため、一緒に一膳作らせていただきました。
並べてみても、遜色在りません
こちらのイベントでは、ご参加いただいた方に箸袋も差し上げております。
端切れから作られており、お好きなものをお選びいただけます。
木工は、正直なところ地味な体験です。
山のことをお伝えすることを目的としていますので、小難しいお話もさせていただきますし、決して華のあるイベントではないかもしれません。
ですが、こうして授業を終えてみて感じるのは、伝えたい想いがあればこその「Myはし作り」なのだということです。
日々の暮らしで使う・触れるものだから、手づくりの良さと共に素材の在り方へも関心を持つことができる。
そこから広がる物語がある。
そう信じて、活動しています。
ちいさな一滴の清水も、集まれば川を為すように。
その一滴となるべく、波紋を起こし続けたいと思います。
参加者の感想
〇割り箸一つとっても、聞いていた情報と実態の違いを感じました。
〇手作りの素晴らしさに、改めて気付きました。
安くて便利なものが増えた半面、使い捨てが当たり前になり、技術や物の大切さが失われていくのを感じます。
良いものを長く後世に引き継いでいける、そんな選択をしていきたいです。
〇日々使うものを、自分の手で作れたことが嬉しかったです。大切に使います。
次回ワークショップ情報
食の安全・森を育てる【森のバターナイフ】づくり ワークショップ
開催日 2017年6月10日(土)
時 間 15:00〜17:00
場 所 醗酵食専門カフェ 釀(かもし)カフェ
杉並区西荻北4ー35ー6 カーサ藤江1階
https://www.facebook.com/kamoshi.cafe
電 話 03-6913-5888 090-2217-1503
お申込みは、イベントページ 又は、直接上記へお問い合わせください。