久しぶりの更新は、ワークショップ。
カフェにお招きいただいてのお箸作りです
2/25(土)、西荻窪の醸カフェさんでMyはし作りを行いました。
食の安全・森を育てる【My箸作り】
今回は6名の方にご参加いただきました。
「病気にならない体づくり」をコンセプトに、様々なイベントをされている醸カフェさん。
今回も、食の安全を切り口に、割り箸の実態と森との関わりについてお話させていただきました。
作業は、定番のカンナ削りから。
四角い材を、八角形に削り出します。
未体験の削り心地が、毎回好評の作業です。
使用したのは、奥多摩から出た間伐材。
タイトルに謳う、「森を育てる」の所以です
次に、ナイフで削りながら大まかに形作っていきます。
思い切りと繊細さが求められる、木工らしい作業です。
逆目にならないよう木目を見ながら、刃の角度にも気を付けて削り進めます。
ある程度削れたら、カンナで表面を平らに馴らしながら、形を整えます。
押したり引いたり、自在な取り回しは、小さいカンナならではです
最後に、紙ヤスリで研磨し、ツバキの実を擦り付けるように塗って仕上げます。
木の色が引き立つようになり、艶が出てくれば完成です。
皆さんの作品は、コチラ
今回も、それぞれに味のある仕上がりとなりました
こうした小さな木づかいも、積み重なれば山となり...
山へと届きます
間伐材の普及に、輸入割り箸の使用削減。
まさに、一石二鳥です。
さらに、食卓で今回の体験が話題に上れば、小さな礫も波紋を生みだすことでしょう
ポラーノでは、ワークショップだけでなく、製作活動も行っております。
最新作は、ヒノキのお杓文字。
ターナーとセットで、丸皮を残したスタンドもお付けしました
カーブを削る為に、特殊な「反り台カンナ」を使用し、手作業で削り出しました。
台に差し込む柄の部分には、組手の一種である蟻加工を模して、倒れないようにしています。
作り手と贈り手。
それぞれのストーリーと共に、日本の森の木をお手元へとお届けするため。
アナタの想い、カタチにします
今後の予定
6/11(土)
食の安全・森を育てる【森のバターナイフ】づくり
10/1(日)
食の安全・森を育てる【My箸作り】
会場
醸カフェ