2010年に行ったヨーロッパ旅行記です。
フランス➡ベルギー➡イギリスへと一人旅をしました。
東京からパリまでは、航空券のチケット代が一番安かったのでベトナム航空を利用しました。
9月26日成田発17:50の、ホーチミン着22:05の飛行機に乗り、ホーチミンで2泊して
28日の22:50発、6:30到着のベトナム航空でパリ/シャルルドゴール空港へと向かった。
ベトナム航空を利用するのは初めてではないのですが
今回はいくつか面白ハプニングがありました
機内で客室乗務員にベトナム語で話しかけられたり
(確かにベトナム発なので日本人だとは思わないのかもしれませんが…)
離陸前にすべての席に配られたイヤホンが全く使えなくて、
壊れているのではなく目の前に設置されているモニターの電源が付かないのです。
隣に座っているフランス人夫婦も、私にこれどうやって使うのっ?て聞かれました。
そしてパリに到着するまで誰もこのモニターとイヤホンを使用している人はいませんでした。
あのモニター。ただの飾りだったのでしょうか?
ビジネスクラス以上の席でもこんな感じだったらビックリですけどね
そして離陸前に「ベトナムの香りをお楽しみください」とアナウンスが流れたあと
各通路に客室乗務員が、ベトナム航空のロゴマークにもなっている蓮の花の香りのスプレーを両手に持ち、
歩きながらシュー!!とスプレーでまき散らしたのです。
この匂いベトナムへ行くと必ず一度は嗅ぐことがあると思うのですが
すごく耐えれないというわけではないのだけど、独特な強い匂いがします。
そして周りのフランス人の乗客達は、あからさまにゴホゴホと咳をして手で空気を仰いだりと見てて面白かったです。
日本人だと無反応もしくはこそこそと同伴者と話すくらいだと思います。私もウワッ!て思ったけど無表情、無反応でした。
機内が寒かったせいか着陸した時には喉が痛かった。
入国審査官の男性はガムをくちゃくちゃと噛んでいた。日本で同じことをするときっとクレームになるんでしょうね。
タクシーに乗り場を探したのだけどなかなか見つけることができず、ウロウロと1人で探していたら
空港職員であろう女性が歩いていたので聞いてみた。すると彼女は無表情で「Outside」と言って立ち去った。
とても冷たい対応だった。
パリは人が不親切だと聞いていたのでとても不安だった。パリにいる間はずっとこんな感じの対応を受けるのだろうかと不安になった。
外に出ると絶対タクシー乗り場とは分からないような地味な場所だった。
後から調べると、どうやらわかりやすいタクシー乗り場は別の場所にあるようでした。
私が乗った場所は一体どこだったのだろうか。人もほとんどいなかったし。
柱があってその前で待っててもたまに人を乗せたタクシーが通り過ぎるだけで
一体いつになったらタクシーに乗れるのだろうと喉も痛いし不安になっていたら
1人の年配男性がやって来て、このCALLってボタンを押すのだよと親切に教えてくれた。
1人で旅行してるの?と話しかけられて軽い世間話をしていると、警備の服装をした黒人女性がやってきた。
私を見てニコッと微笑んだ。
なんだ。
最初に会った、あの空港職員の態度が良くないだけでみんなが不親切なわけではないのだと反省した。
タクシーでホテルに向かう途中、エッフェル塔が見て感動した。
どんより曇り空の中たたずんでいるのだけど、とても存在感があった。
その都市のシンボルと言われるものを見ると、その場所に来た実感がすごく湧きますよね。
予約していたホテル『Hotel de l'Avre』に到着し、チェックインをしたのだけど部屋にはまだ入れなかった。
まだ10時前だし当たり前ですよね。
荷物を預けて近くのマクドナルドに入った。
今となっては食べなくなったマクドナルドですが、このパリのマクドナルドはアメリカのとは違い清潔感ありました。
店員さんの対応もハンバーガーも雑な感じじゃなくて、同じお店なのに国によって違いますね。
どんより曇り空。おまけに喉も痛いし時差ボケで辛かったけど、パリの街並みは体調の悪さを忘れさせてくれるほど感動しました。
このモニュメントの頭の上に白い鳥がとまっていました。
芝生や花の色が綺麗でした。
この建物は何だったのだろう?横断歩道を渡るときに撮影した物。
ルーブル博物の営業時間になったのでチケットを購入して中に入りました。
中に入ると男性職員がどこから来たの?と英語で話しかけてきた。
私何か悪い事しかなと不安になりながら
日本だと答えると「こんにちは!」!と言った。
ただそれだけだった
人気の作品レオナル・ド・・ダビンチの『モナ・リザ』は午前中にもかかわらずこんなに人だかりが。
私も含め、他の人達も遠くからでも写真を撮ろうとする。
偽物の絵が飾ってあっても気づかないでしょうね
天井と壁に綺麗な絵が。
美術館内ではこんな風に飾ってある絵を描く人達がいました。
この日は他に何をしたのか覚えていないのだけど日が沈んだ後のシャンゼリゼ通りがあまりにも綺麗でうっとりしたのを覚えています。
写真ではよくわからないかもしれないけど、遠くから見ると車のライトがキラキラと光って
まるで宝石のように見えました。
体調の悪さMAXの私でしたが、そんなの吹っ飛んでしまうくらいに感動したのです。
夜ご飯はお寿司をテイクアウトしました。
SUSHI SHOP
お洒落な感じのお店なのですが値段が高かったです。確かこれで二千円位したような
今では海外で寿司を食べようなんて絶対に思わないですが、当時は海外のお寿司ってどんな感じなんだろうと興味津々だったのです。
念のため日本から持って来ていた葛根湯を飲んで寝ました。
つづく