1週間の相場を振り返る(日経平均:2月第3週)
企業に勤めるかたわら
スキマ時間を活用した
株式投資で
資産を10年で10倍にした
ビジネスパーソンです。
そんな私が
これまで培ってきた
知識・スキル・経験
を少しでも皆さんの
お役にたてられたら幸いです。
皆さん
今週の売買はいかがだったでしょうか?
常に上昇・下降を繰り返す相場の世界。
運や他人の情報に頼るばかりの
投資を続けていると、
いずれ資金が底をつき、
市場からの撤退を
余儀なくされる日が訪れます。
そうならないためにも
自分なりの『売買技術』を磨いて
『生涯現役』
を目指していきましょう!
先週のこの場では、
相場全体をふかんした時の
今週の注目ポイントとして
以下のことをご紹介しました。
===========
短期的な上昇が落ち着く
兆候が表れるか…!?
===========
では今週の相場が
実際にどのように動いたのか
チャートを使って
振り返っていきましょう!
先週までの好調さを受けて
(月)(火)と連続して
株価が上昇しました。
しかしながら
(水)以降は連続して
株価が下がる展開となりました。
まさに
今週の注目ポイントとして
あげていた
短期的な上昇が
落ち着く兆候が
チャートに
表れていましたね。
チャートを読むことができると
このようなタイミングを
見極めることができるように
なりますので
損小利大
を実践しやすくなります。
今回チャート上に表れた
上げどまり示唆する
代表的な特徴を2つに絞り
確認していきましょう。
①25日移動平均乖離率
25日移動平均乖離率とは
25日移動平均と株価の乖離が
どの程度あるのかを示した値です。
一般的には「5%」を超えてくると
いったん上昇が止まり
調整局面入りすることが
知られています。
チャートをみると分かるように
2月1日からの始まった
上昇局面の中で
日増しに
25日移動平均と株価の開きが
大きくなっていることが分かります。
そして今週16日(火)には
25日移動平均乖離率が
「5.9%」となりました。
この5%はあくまでも目安ですので
5%を超えたらすぐに
調整局面入りするというわけでは
ありませんが
ひとつの指標として知っていて
損はありません。
個人的には
この値を日々エクセルチャートで
管理をしていますが
以下のようなサイトを
登録しておくのも1つの手です。
↓ ↓ ↓
②ローソク足の形と組み合わせ
25日移動平均乖離率が5%を超えた
16日(火)のローソク足に
注目してみると
上ヒゲの長い陽線であることが
分かります。
2月1日以降で
このようなパターンは初めでしたね。
高値圏で
上ヒゲが長いということは
売り圧力が大きいことを
意味することになります。
さらには
(火)(水)のローソク足では
高値圏での「はらみ線」となり
この先の調整局面入りを暗示する
チャートのパターンが
表れたことになります。
はらみ線は絶対覚えておきたい
ローソク足パターンです。
この機会にネットなどで
はらみ線×高値圏
でチェックしておきましょう。
個人的には
スイングで仕掛けていた銘柄は
(水)(木)に売却をして利獲。
ポジショントレードで
仕掛けていた銘柄は
つなぎ売りをして
この先上げても下げてもよい
状態にしています。
さてこの先の
株価はどのような動きに
なるのでしょうか。
現在も中期的には
上昇トレンドあることには
かわりありません。
このような局面での調整は
直前の上げ幅の
1/3押し~1/2押しで
あることが知られています。
実際に計算してみると
次のようになります。
1/3押し 29,685 円
1/2押し 29,171 円
これをチャートに
当てはめてみると
10日移動平均を
割り込むあたりから
25日移動平均に
到達するあたりとなります。
このようなことを意識しながら
ローソク足の組み合わせなど
下げ止まりの兆候にあわせて
逆指値で
つなぎ売りはずし
新規スイング買い
の仕掛けを
していきたいと思います。
従いまして
来週の注目ポイントは
次のようになりそうです。
============
短期下落が落ち着く
兆候が表れるか…!?
============
果たして
来週はどのような
動きになりますでしょうか。
チャートを「読む」目的は、
以下の3つです。
①現状の把握
②近い将来の方向性を探る
③トレンド転換を探る
今回もこの投稿の中で
紹介していますように
簡単な道具の使いこなしだけで
十分にこの3つのことを
読むことができます。
移動平均線
出来高
ローソク足
トレンドライン
抵抗線・支持線
…
あとはこれに連動して
建玉操作を
組み合わせるだけですね。
「生涯現役」
を目指すためには
ビギナーズラックを期待したり
巷にあふれている価値の低い
情報収集に明け暮れるのではなく
しっかりと戦えるだけの
知識・スキル・経験
の積み重ねが欠かせません!
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生涯現役のための
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