クラシック今日の一曲♪07/04 今日が誕生日「フォスター:Beautiful Dreamer」 | 名古屋クラシックカフェ♪~クラシック音楽を趣味にしたい人が集まるカフェ~

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こんにちは。
名古屋クラシックカフェ店長です♪
今日も暑いですね~熱中症気をつけましょうね。

毎日、連載でお送りしている「クラシック 今日の1曲♪」のコーナーです。
過去のその日にあったクラシック音楽のニュースに関連付けて今日の一曲をご紹介していきます。

今日、7月4日は、
ヘンリ・クレイ・ワークと並んで、19世紀半ばのアメリカ合衆国を代表する歌曲作曲家、
スティーブン・コリンズ・フォスター(1826年7月4日 - 1864年1月13日)
の誕生日。

20年間に約200曲を作曲し、その内訳は135曲のパーラーソングと28曲のミンストレル歌曲である。多くはメロディの親しみやすい黒人歌、農園歌、ラブソングや郷愁歌である。「アメリカ音楽の父」とも称される。

フォスター歌曲の多くは、ミンストレル・ショーの伝統に則り、時流に乗ったが、アフロ・アメリカンの音楽を単にカリカチュアしてみせたというよりも、白人向けに書かれた当時の楽曲には珍しく、黒人奴隷の苦しみに共感を示してみせている。白人作曲家として最初に、睦み合う黒人夫婦を描き出したのがフォスターである。これゆえにフォスターは、とりわけフレデリック・ダグラスの称賛を勝ち得ることになった。フォスターの歌曲はほとんどが南部における日常を扱っているにもかかわらず、フォスター自身は1852年に新婚旅行でニューオーリンズを訪れたのを別とすれば、南部で直接的な経験をしていない。

フォスターはプロの歌曲作家として生計を立てようとしており、プロの作曲家と見なしてよいのだが、当時は現代的な意味で「作曲家」という職業分野は確立されてはいなかった。その結果、部分的には、音楽著作権や作曲家の印税に対する配給の乏しさのため、フォスターは自分の出版譜がもたらした利潤をほとんど受け取ることができなかった。複数の出版社がしばしば競合してフォスター作品の独自の版を出しながら、フォスターには報酬を与えなかったのである。例えば「おおスザンナ」は、1848年~1851年の3年間で16もの出版社が30種以上の楽譜を出版し、当時、最高販売部数がせいぜい5000部という時代に10万部の大ヒットとなったにもかかわらず、フォスターの収入ははわずか100ドルに過ぎなかったといわれる。1862年初頭にフォスターの運は下降線をたどり始め、そうなると彼の新作歌曲の質も落ち始めた。これは、作詞を引き受けるようになったジョージ・クーパーとのチームワークのせいでもあったかもしれない。戦時経済も出版に向けてのフォスターの努力に災いした。

そんなわけで今日の1曲は、
「フォスター:Beautiful Dreamer」をお届けします。



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こんな感じで毎日ご紹介していきますよ!
また明日もお楽しみに~

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